JB(ジェームズブラウン)

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2020.08.29

JB(ジェームズブラウン)

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「JB(ジェームズブラウン)」です。

ギタリストが上級からさらに上のレベルに達するのに苦労する技術はいくつかあります。

「ゴーストノート」もそうですが「グルーヴ」も険しい壁と言えるでしょう。
僕も20代前半にグルーブという大きな壁にぶつかっていました。

グルーブとは広義でいえば「ノリ」のことです。この「グルーヴ」は教えるということが難しい技術の一つです。なぜかといえば正解が一つではないからです。一般的にミュージシャンを100人集めてきても100種類のグルーヴがあります。好みはありますが正解というものはありません。100人中100人に好かれる人がいないように100人中100人が好むグルーヴもありません。

ある程度の方法論はありますが、そこから先は身体で正解を見つけるしかありません。(それも「自分だけの正解」ですので答え合わせも容易ではありません。)僕も身についているのかわからない状態が数年ありました。身に着けるのに数年、実感するのに数年かかったように感じます。もちろん中にはグルーヴを身に着けるのが速い人もいます。がそれは稀な状態です。

僕がグルーブを身に着けるために行ったのはJB(ジェームズブラウン)の「sexmachine」という曲を永遠と真似することでした。この曲はほとんどが同じギターフレーズで出来ています。一見、非常に簡単ですが弾くとなぜか違うんです。同じリズムに聞こえません。

最初は意図的に少しずらしたりして調整しましたがそうすると毎回少しづつズレて、同じリズムを繰り返すことが出来ません。

この曲を何十回何百回と繰り返して聴いて、弾いて、聴いて、弾いて・・・の繰り返しです。その結果リズムの精度はだいぶ上がりました。
もし今グルーヴで悩んでいる方がいたらこの方法はいいと思います。ただし根気が続かないのでかなりきついですが・・・・

あ、捕捉になりますがJB(ジェームズブラウン)の曲はむちゃくちゃ良いです。できれば生で聴きたかった・・・・

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