こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今日のテーマは「楽器博物館行ってきましたので楽器の話を⑭」
今回は「日本初期洋楽器年表を見て②」です。前回は浜松の楽器博物館に展示してあった「日本初期洋楽器年表」を見ながら日本の洋楽器黎明期、西洋楽器が始めて日本に持ち込まれた話を書きました。
今日の登場人物はなんと「シーボルト」!
聞いたことありますよね。僕も歴史の教科書や伝記等で読んだ記憶があります。
そんなシーボルトですが、日本に始めてピアノを持ち込んだ人物としても有名なんです。
もともとシーボルトがなぜ日本に来たのかは諸説あるようで表向きは日本の研究だったそうですが、帰国する際船が難破し、その際に持ち出してはいけない日本地図を持ち出していたり、実際は江戸城の本丸の図面や武器や武具の解説書なども持ち出していることからスパイ疑惑まであったようです。
もともとシーボルトはドイツ人。鎖国していた日本に入れるのは本来オランダ人のみだったのですが、シーボルトはオランダ人と偽って入国、その後医師として日本の医学に多大な影響を与えることになりますが・・・・脇道にそれるので本題に・・・・
そんなシーボルトが持ち込んだピアノは今はないスクエアピアノと呼ばれるその名の通り四角の箱型のピアノでした。1819年に制作された、イギリスWm.Rolfe & Son’s製だそうです。ピアノが発明されたのが18世紀はじめですから約100年ほどたっています。
シーボルトはピアノを弾くだけでなく作曲もしたそうです。なんとシーボルト作曲の譜面も残されているとのこと。他にも日本で聞いた曲を帰国してから譜面におこしたり、歌舞伎をみて感動し、帰国してオペラにしようと試みたなどの話もあります。どこまで本当でどこまでが作り話かわかりませんが日本で奥さんも見つけてますし親日家には違いないのである程度は本当なのかも知れませんね。
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