日本にはじめて西洋楽器を持ち込んだのはフランシスコ・ザビエルだった。

スタジオブログ

Blog
2019.08.11

楽器博物館行ってきましたので楽器の話を⑬

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「楽器博物館行ってきましたので楽器の話を⑬」

今回は「日本初期洋楽器年表を見て①」です。
前回の⑫では浜松の楽器博物館に展示してあった明治29年の楽器の価格表などを見て現在との比較をしてみました。

今回はこちらの「日本初期洋楽器年表」を見ながら日本の洋楽器黎明期の話をしていきたいと思います。


日本には古来から渡来人によって様々な楽器が持ち込まれ日本に根付き、独自の進化をとげてきました。みなさんが日本古来の楽器だと思っているものは大抵は奈良時代などに唐などから雅楽に用いられるために持ち込まれたものがほとんどです。

ただ、これらはすべて中国や韓国(朝鮮)などを経由していたため西洋の楽器が持ち込まれることはありませんでした。また、航海技術もそれほど発達しておらずどうしても陸路だとアジアを通るため西洋の楽器がそのままの状態で日本に渡ってくるということは難しかったのだと考えられます。

そのため西洋の楽器が始めて直接西洋の国々から持ち込まれるようになったのは大航海時代のころ1551年までかかります。

歴史の授業で良く耳にするフランシスコ・ザビエルが山口の大内義隆に西洋楽器を贈呈します。フランシスコ・ザビエルと言えば日本にキリスト教をもたらした人物です。

その当時フランシスコ・ザビエルらが創設したイエズス会が日本に来た背景ですが、1517年にマルティン・ルターが書いた当時のカトリックなどへの抗議文によってプロテスタントが誕生し、宗教改革の真っ只中で、そのためカトリック内でも改革の機運があがり創設されました。イエズス会は世界布教を目指して日本にもやってきたのです。

ただ、なんの西洋楽器かは調べたんですが調べきれませんでした。とはいえこれが西洋楽器がはじめて日本に入ってきたという史実ではあるようです。

続きは次回書いていきます。

free trial

まずは無料体験レッスンを受けて、ポワンポワンスタジオの雰囲気や楽器の楽しさを感じてみませんか?

無料体験レッスンについて詳しくみる

今すぐWEBから申し込む!

ポワンポワンスタジオ各系列校の
総合受付につながります