相対的位置

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2021.07.16

相対的位置を把握すると楽器はもっと上手くなる

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「相対的位置を把握すると楽器はもっと上手くなる!」です。

「相対的」という言葉はなにやら難しそうな響きですができるだけわかりやすく説明していきます。

レッスンの際に自分が四苦八苦している譜面を先生がスラスラ弾いていく・・・という光景をみる生徒さんは多いと思います。もちろんすべての曲を初見で完璧に弾けるわけではありませんが先生と生徒さんの間にはいろいろな違いがあります。

もちろん真っ先に思い浮かぶのは技術の違いだと思いますが、それ以外にも生徒さんが考えていないところを先生は考えて弾いていたりします。

今回はその一つ「相対的位置の把握について書いていきます。

今回はギターやウクレレの演奏時の相対的位置の把握と使い方を書いていきます。例えば1~3フレット周辺を押さえているときに7フレットを押さえなくてはいけない状況があったとします。生徒さんは一度譜面から目を切って指板を確認して押さえに行きますが、先生は目を譜面から切らないことがよくあります。

生徒さんからすると先生は指板を見なくても7フレットの場所がわかるんだ・・・と思うかも知れませんがそんなことはありません。本当は指板がみたいのですが指板をみると譜面から目を切ってしまうので感覚だけで7フレットを探し行きたいのです。

ではどうやって指板を見ずに7フレットの場所を理解するのかというといろいろな方法がありますが、例えば1~3フレットを弾いていれば3フレットの場所はすでに感覚でわかっています。

そこで3フレットを人差し指で押さえると小指をどれくらい伸ばせば7フレットを押さえることが出来るかということも理解出来ます。なので今いる位置から7フレットの場所を感覚で割り出すことが出来るのです。なので「今いる位置がどこなのか」ということはとても大切です。指板から手を離してはいけません。

これは1万時間以上長い時間楽器を触っているからこそ理解できるとも言えます。
でも生徒さんもそこまでとは言わなくても普段から指板を出来るだけ見ない癖をつけることでそういった相対的な位置関係を把握する能力を育てることはできます。

ギターやウクレレの練習する際は指板を見る頻度を減らしてみることをおすすめします。

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