湿気対策

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2021.07.19

楽器の湿気対策!!

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「湿気対策!!」です。

楽器にとって6月7月の梅雨は湿度が高いので要注意です。

木でできた楽器はもれなく湿度の影響を受けるのでギター、ウクレレ、ピアノ、ヴァイオリンなどほとんどの楽器が影響を受けます。
他にも革が使われているパーカッションなども湿気の影響は受けます。

今回は梅雨時などの湿度が高い時の注意点を書いていこうと思います。

湿度が高いと木は湿気で反りやすくなります。もちろん反りにくいように木を半分にして張り合わせ、片方が反るときはもう片方は反対側に反るように加工がされていたりと作り手もいろいろ反らないように工夫はしていますがそれでは影響は受けます。

木が反ると一番影響を受けるのはチューニングです。ギターやウクレレの場合はネックが反ると音程が合わせずらくなります。また弦高も変わるので低い場所は普通に弾けるのに高いところは弾きにくくなるなど、通常では起こりえない状態になることもあります。湿度が下がると落ち着きはしますがあまりに湿度の上限と下限の幅が広いと楽器のコンディションも悪くなるので注意が必要です。特に高額な楽器は湿度にデリケートに反応してしまうものも多いので湿度を一定に保つケースで保管する人もいます。

まずおすすめなのは湿度計を準備することです。

部屋の湿度がわからないと湿度対策もたてれません。

湿度ですが湿度は高すぎるのも低すぎるものよくありません。楽器にもよりますが40%~50%が最適です。30%以下や60%以上の場合はなんらかの対策を立てたほうが良いと思います。

一番有効なのは加湿器や除湿器を利用することです。加湿器や除湿器は部屋の湿度を一定に保とうとするので湿度管理にはちょど良いと言えます。

問題は価格と大きさです。

例えば皆さんが3万円のギターを持っていてそのために加湿器や除湿器を買うというのはあまり現実出来ではありません。また加湿器や除湿器は大きさも結構あるので部屋が狭くなってしまいます。

なのでそういう時は簡易的に加湿、除湿をすると良いと思います。

一番簡単なのは湿度の変化が少ない部屋で管理することです。
部屋も日当たりや窓の有無、壁の材質などで湿度がかなり変わります。湿度変化の少ない部屋があればそこで管理するのが一番楽だと言えます。

次はタオルによる加湿です。冬場の感想する時期だけ洗ったバスタオルなどを干しておくと湿度が保てます。除湿は乾燥剤やエアコンの除湿などを利用するのが良いと思います。

あまりにデリケートに扱う必要はありませんが、楽器の調子が悪くなったときに疑った方がいいのは湿気です。湿度計を持っておくだけでも楽器の不調の原因がわかる

かもしれません。最近はニトリなどで1000円前後で精度の良いものが売ってますので一度見てみると良いと思います。

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