戦争と音楽

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2022.03.20

戦争と音楽

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「戦争と音楽」です。

みなさんも知っての通り毎日のように戦争のニュースが飛び込んできます。その勢いたるやすさまじく、コロナですら霞んで見えるくらいです。

戦争は人々からいろいろな物をを奪っていきます。それは音楽も例外ではありません。

音楽は戦争に利用もされます。プロパガンダにも利用されます。

第二次世界大戦でドイツは敵国の音楽であるジャズを禁止しました。日本もアメリカの音楽はもちろん英語の単語すら別の言葉に置き換えました。

ドイツではその後ジャズが解禁になりましたが、その代わりジャズに自国に都合が良い歌詞を乗せプロパガンダに利用しました。

前衛的な作曲家の楽譜は検閲で暗号と勘違いされ逮捕されたりもしました。

日本では絶対音感を魚雷の音から船の場所を特定するのに利用しようとする試みが行われました。利用できそうなものはなんでも利用する。それが戦争時の音楽の立ち位置です。

現在世界中のミュージシャンが平和を願い様々な問いかけをSNSなどで発信しています。

音楽は衣食住と違い無くても死ぬことはありません。逆に言えば音楽でおなかが満たされたりはしません。

音楽は心を満たすのですが、衣食住がない状況だと人は心にも余裕が無くなり音楽を聞くどころではなくなります。そんな時、ミュージシャンは自分の無力さを感じます。3.11の震災時もそうでしたが音楽家が非日常的な状況で何が出来るのか問いかけはこの先も続きそうです。

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