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2018.09.24

当たり前のように出来ると思っていたけど・・・

だいぶ名古屋も寒くなってきましたね。僕もようやく長袖にしました。

今日の生徒さんとのギターレッスン中、まだ通って2ヶ月に満たない年配の方。1小節に8回8分でダウンピッキングをしてもらって神田川を練習していました。

1・2・3・4・5・6・7・8・
↓     ↓     ↓      ↓      ↓     ↓      ↓     ↓
という感じです。

「1小節に2つコードがあるときは4回づつですよ」
といった感じで僕が歌を歌いながら生徒さんが弾くと言った具合です。
ところがうまくいきません。生徒さんが4回のところを5回弾いたり、8回のところを6回しか弾いてくれないのです。

しかも通常は
————————–
あなたは~~もおぉ~~わすれた・・・
↓  ↓            ↓   ↓
————————–
という感じになるはずが
————————–
あなたは~~もおぉ~~わすれた・・・
↓   ↓
————————–
とフライングしてしまいます。

講師をしているとたまに感じることのなのですが自分は何気なくしていることなんで生徒さんも出来ると思いこんでしまうことがあります。
この生徒さんを例に取ると要するに4分の4拍子の曲という認識を持っていないのです。

人は生まれながらに拍子の概念を持っているわけではありませんし、「ドレミファソラシド」という音階も成長過程で音程の振動を体で覚えていくようになるだけで生まれながらに持ってはいません。なので育った環境や個人差によって苦手なことが生まれてきます。

この4分の4拍子でリズムを取るということは多くの人の中には出来ています。逆に4分の5拍子などだとリズムの経験がないので慣れないと取れません。私達は大多数の人がカラオケなどで入りを間違えることはありません。それは無意識のうちに4でリズムをとっているからです。
他の人のカウントで曲に入るとき
「1・2・3・ハイ!」と言われれば通常は自然に曲に入れます。これを
「1・2・3・4・ハイ!」と言われたらどうでしょう?戸惑いませんか?おそらく大多数の人は「ハイ!」と一緒に弾き始めるかと思います。これは4拍子が体に染み付いているからです。

講師は通常他の方よりは音楽が得意な人がなる傾向にあります。・・・まぁ当然なんですが・・・でもだからこそ気をつけなければいけないことってあるなぁ・・・と感じた瞬間でした。

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