こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今日のテーマは「楽器博物館行ってきましたので楽器の話を⑦」
もう7回目になりましたが、実はあと何十話くらいにはなりそうです。
1回目から始まって、笛→尺八→箏→三味線と7回でようやく楽器が4つです。
浜松にあつ音楽博物館には3000くらいの楽器が置いてありますので・・・・単純計算すると3000÷4×7=5250回・・・・ってわけはないですが、まだまだ掛かりそうです。
他の記事も書きながらゆっくりとすすめて行くつもりですのでそのつもりでゆっくりと読んで頂ければと思います。
今日はこちら!
なんでしょう?僕も初めてみました。「一弦琴」と言うそうです。呼び方は「いちげんきん」。前回の三味線が弦が3本だから三味線と一緒で弦の数と琴というかなりわかりやすいネーミングですね。平安時代初期に編纂された日本後記という文献には799年には日本にあったようです。それも三河国(愛知県の三河の方)に流れ着いた天竺(今のインド)人が弾いていたとの話ですが、写真や現物などもないので今回の一弦琴と同一のものかはわからないようです。写真の同一のものとなると江戸時代初期に清から伝わったそうで、覚峯という僧侶が普及させ、幕末から明治にかけて隆盛を誇りましたがやはり1弦というシンプルな楽器だったからでしょうか、地味なため現在ではごく一部の愛好家を除くとほとんど演奏されていないようです。
音も聴いてみましょう。
三味線を使った、長唄三味線などに似てますね。
また一弦琴に関する本もあります。「一絃の琴」という宮尾登美子が書いたこの一弦琴普及の小説は直木賞受賞作だそうで、また時間ができたら読んでみたいと思いました。
一枚の桐の板に絹糸を張って演奏するという古典楽器で弦楽器の最古の形と言えます。インドやベトナムでは今でも演奏されています。大英博物館には5000年ほど前の古代エジプトの時代の一弦琴があるそうですからすごいですね。
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