こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今日のテーマは「上手くなるヒント~指と指の接触の意識~」です。
今回は生徒さんだけでなく講師の方にも参考になるかもしれない「上手くなるヒント」を書いていきたいと思います。
あくまで「ヒント」ですのでこのヒントをどのように活用していけるかは読んでいる人次第です。もしかすると「・・・で??」ということになるかも知れませんが・・・・
ヒント「左手の指と指の接触を考える」
おそらくここはあまり書いてある本を見たことはないので、あまり触れられない部分かもしれませんがギターやウクレレ、ベース、もしかしたらバイオリンなどにも有益な情報だと思います。
私達人間の指というのは思っている以上にバラバラには動かない仕組みになっています。
おそらく物を持ったりする動きなどから推測するに原始的な動きはすべて他の指も一緒に動いた方が都合が良いように出来ています。
たとえばコップ持ち上げる際に親指と人差し指だけで持ち上げる人はいません。(日本酒をおちょこで飲む時やワイングラスを持つときくらい?)
「掴む」という動作をする時には人差し指、中指、薬指、小指が連携して動いたほうが持ちやすく安定しやすいからです。(たまに小指だけ立つときもありますが・・・笑)
ただ、この「各指が連携している」ということは楽器を弾く上で邪魔になることも少なくありません。中指を動かしたい時に薬指まで動いてしまったり、コードを抑える時に薬指と小指が思った場所を押さえてくれない。などみなさん経験があるのではないでしょうか?
そんなときに場合によっては今回のヒント「指と指の接触への意識」が動きを少しだけサポートしてくれるかもしれません。
例えばCというコード
0-
1-
0-
2-
3-
✕-
超王道のCコードですがこのコード抑える時に薬指と中指って第一関節~第二関節や第二関節~第三関節の間の部分が触れ合ってませんか?こんな感じです。赤い部分が接しているのでまとめて押さえることが出来ています。
実はコードなどを押さえる時にこうやって少しでも指同士が触れ合っている状況を作ってやると連動しやすいのです。
例えばDコードどうでしょう?接してますよね。
Gは・・・・これも接してますね。
でももう弾ける人にとってはこれらのコードはもうすでに押さえることが出来ていて、しかもおそらく勝手に触れている状況になっているのでこの情報はそれほど有益ではありません。
大事なのは今後コードを押さえるときや押さえにくいコードに出会ったときにこの法則を意識してもらうとコードを押さえれるようになるのに要する時間が短縮されたり、コードチェンジが速くなるヒントだと言うことです。
例えばAm7-5というコード。押さえたことがない人は是非一度押さえてみてください。
✕–
4人-
5小-
5薬-
✕-
5中-
このコードは上級者はよく使いますが初級者~中級の方にとってはあまり弾いた経験がないかもしれないのでこのコードを普通に押さえようとするのと先程の「指の接触への意識」を使って押さえるのでは若干習得スピードが違うかも知れません。
魔法ではないのですぐには使えるものでもないかも知れませんし、使える場所も限られますし、無くてもコードは弾けますが、こういったヒントがいくつも合わさるといろいろな技術の習得に要する時間が何倍にも短縮されるので頭の片隅には置いておいてもらった方が良いと思います。
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