こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今日のテーマは「ギター人口は増えてる??」です。
音楽教室関係者にとってとても重要な問題が「ギター人口」です。
ギター人口が少ないと当然教室に来る人の数も少なくなります。
どれだけ音楽教室が努力しても人口の増減はコントロール出来ません。
ちなみにウクレレ人口はかなり増えています。僕の体感ではこの20年で10倍程度になっているように感じます。楽器の価格が安いため手軽にはじめられ、騒音トラブルにもなりにくく。家に置いておいても邪魔にならず、しかも比較的難易度も低い。と3拍子どころか4拍子、5拍子も揃った楽器と言っても過言ではありません。
ではギター人口は・・・というと結論から言えば横這いか若干増えていると言えると思います。
ただウクレレの場合と違い、このギター人口が増えていると実感する講師と、減っていると考える講師が存在するという変な状況にもなっています。例えば専門学校のギター科の受講生は年々減少し、僕が講師をしていた15年前と比較すると半減~3分の1くらいまで減少しています。理由としてはギターヒーロー的なアーティストがいないことや、ボカロPなどに代表されるように「音楽を作ること=バンドを組む」では無くなっているからとも言えます。
なので専門学校関係者の人からするとギター人口は減っていると考えると思います。
ただ先程も書いたように結論としては横這いか若干増えていると思います。
実際に教室の生徒さんがこの15年で半減したという印象は全くありません。むしろ音楽教室の数は増えているはずです。
ではなぜそういった片方では減って片方では増えるという一見矛盾した状況が垣間見えるかというと、理由は「アコースティックギター人口が増えた」だからです。
この15年で確かにギターヒーロー的なアーティストはいなくなりましたが、アコースティックギターを弾くアーティストは減っていません。近年でもあいみょんをはじめとして沢山のアーティストが弾き語りなどで世に出ています。
ちなみにギター専門学校に入るギタリストはほぼ100%エレキギタリストです。
エレキギタリストは15年前よりも激減しているため先ほど言った片方では減少、片方では増加という図式になっているのだと思います。
そういった状況から音楽業界を見てみるのもたまには面白いかもしれません。
またギターの良さをいろんな方に知っていただくよう精進していかねばと思います。
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