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2022.04.10

ウクレレは体系化されていない

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「ウクレレは体系化されていない」です。

ちょっと長ったらしくて意味不明な感じですが・・・

ウクレレの話しです。

前回「検定」をはじめるということを書きました。

エレキとアコギとウクレレの検定です。

ピアノなどは検定がすでにあるのですがギターやウクレレはありません。

それを独自に作成して4月から運用が始まる予定です。

ウクレレだけは1ヶ月ほど遅れそうです。現在頑張って作成しています。

ほとんど完成はしているのですが今回この検定の作成をしてみて気づいたのは
「ウクレレは体系化されてない」

という事実です。

これだけ全国にウクレレを教えている教室があり、講師がいるにも関わらずウクレレは「どのように教えると理論的に効率が良く習得できる」ということが定まってません。

理由は簡単でもともとアカデミックなものでなく理論的に教え方が確立されたものでないからです。
そもそもウクレレのプロの人たちは理論的でなく音符も読む必要がありません。もちろん読める人はいると思いますがウクレレだけの講師よりもウクレレとギターの両方教えれる講師の方が理論の分野では優位にあると言えるでしょう。
ではなぜそうなってしまったかというと、ウクレレは本来ハワイアンを弾くための楽器であり、ハワイアン自体がコードやリズム譜が多少読めれば弾けてしまうからです。

それがここ10年ほどでハワイアン以外の一般の曲も弾かれるようになり、ウクレレをとりまく状況が激しく変化したと言えるのだと思います。

なのでウクレレの検定を作ってますが「とても大変」です。笑

最初はギターの延長上にあるかと思いましたが、ギターと違い一番低い音が3弦にあるのでROOTの音を軸にしてコードを捜すというコードを覚えるための手法がウクレレでは使えません。僕ら講師はコードトーンといってコードを構成する音を理解しているのでそれを軸に

コードを作れますが生徒さんには難しすぎます。

またギターの場合スケール練習的なものがいくつも存在しますが、ウクレレはギターが低音から弦が変わるごとに高音になるのと違い、高音 低音 中音 高音 と不規則になっていますのでスケールも理解しなくい特徴があります。全員LOWーGといって4弦を1オクターブ下げてしまえば解決しますが、通常のチューニングでないのでこれも難しい・・・

といろいろ頭を悩ませることが山積みなのです。ただ、そういったことも全部クリアして体系化をすることが出来たのでウクレレの生徒さんには是非、検定に挑戦してもらいたいと思っています!!

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