こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今日のテーマは「youtube連動企画~お家で練習キャンペーン~25回目~耳を鍛えよう(補足編①)~」です。
~お家で練習キャンペーン~25回目~
前回は25回目の動画の解説をしましたが今回はその補足をしていきます。
コードを耳コピしたりすることで耳を鍛えようというコンセプトで前回動画の説明をしましたが、今回はもう少し突っ込んだ話をしていきたいと思います。
コードを聞いてそのコードを当てるという行為は出来ない人にとってはかなり険しい壁のように感じるかもしれません。耳で聞いてコードが取れる人はどうやってコードをとっているのでしょうか?
僕が初めて耳コピをしたのは確か高校1~2年のときです。ただ、なんで耳コピをしようとしたのかは記憶にありませんが、その当時作曲を始めていたので自分の頭の中でなっているコードを取ることを当時のギターや作曲を教えてくれた先生に教えてもらったのかも知れません。
僕は絶対音感は持ち合わせていないので、楽器無しでコードを取ることは出来ません。
正直最初にどうやってコードをとっていったのかも記憶にありませんがおそらく片っ端から知っているコードを弾いて合っていると思ったコードを弾いていたのだと思います。
なので最初の頃は今考えると知っているコードしか取れなかったはずなので相当耳コピは出来てなかったはずです。今でこそ聞けば大抵のコードは取れますが、10代のころはものすごく時間をかけていた記憶があります。
あのころの自分に教えてあげれば10倍は早く耳コピが出来るようになってただろうなぁ・・・とは思います。
コードを取る時大事なのはそのコードがもつカラーを認識するということです。前回のブログで書いたように
・明るいor暗いor怪しげ
・単純or複雑
というシンプルなとり方をしていきます。
例えばCがつくコードの中でよく使われるのは
C、CM7、C7、Cm、Cm7、CmM7、Cdim、Caug、Cm7-5
です。これらを印象で分けると
—————————-
C→明るい 単純
CM7→明るい 繊細
C7→明るい 少し緊張感がある
Cm→暗い 単純
Cm7→暗い 単純 Cmと聞き分けれない
CmM7→暗い どこで使っていいかわからない
Cdim→暗い 怪しげ
Caug→明るい 不思議
Cm7-5→暗い Cdimに非常に近い
—————————
というイメージを僕は持っています。
(個人的な感想なのでみなさんのとり方とは違うかも知れませんが・・・)
これで
C、CM7、C7、Cm、Cm7、Cdim、Caug、Cm7、Cm7-5
(CmM7とCaug以外)は判別できます。
CmとCm7はコードの機能もほぼ一緒なので正直どちらでも構いません。
なのでCmと思ったら答えはCm7だったとしても気にする必要はありません。
CmM7とCaugは最初は聞き取るのはかなり難しいかも知れません。
ただこの2つは癖があり、前後にくるコードがある程度決まっているのでコード進行で覚えてしまえれば単体ではとれなくてもとれるようになると思います。
一番混同しやすいのはCm7-5とCdimです。
Cm7-5=ドミ♭ソ♭シ
Cdim=ドミ♭ソ♭ラ
なので4和音中3音がかぶっているのでちょっと難しいかも知れません。
次回はもう少しさらに掘り下げて書いていきたいと思います。
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