修理の話~タイトボンド

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2020.12.15

修理の話~タイトボンド

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「修理の話~タイトボンド」です。

今回はなんとボンドの話。

楽器とボンドってあまり関係なさそうですが・・・・

実は僕はこのタイトボンドにとてもお世話になっているんです。修理の話です。
ギターはウクレレは木で出来ているので長年使っていると経年劣化が当然起こります。その中でブリッジがはがれたりすることもあります。ウクレレだと事故や環境でボディやネックが割れてしまうこともあります。
ギターのブリッジのはがれの原因は様々ですが、置いておく環境が悪かったり、湿度などでも起こる可能性があります。もちろん元々のギターの出来の良さも関係あるでしょう。

ウクレレのボディやネックが割れてしまうのは落としたり衝撃が加わって・・・という事故が一番多いですが、中には普通に使用していても環境によっては割れてしまうケースもあるかもしれません。特に教室の備品は湿度管理も温度管理もされていない中で保管されているので劣悪ではありませんがとても良い環境とも言えません。備品の楽器は数が多いので年に1~2台は修理が必要な状態になります。

通常ですとリペアショップに出すのですが実はそのうち3分の2以上は自分で直せます。ただし、高級なものだとリペアショップに出した方がいいと思います。僕も自分が使用している楽器はリペアショップに出します。

5万以下の楽器だとリペア代の方が高くなってしまう可能性もあります。ギターのフレットのすり合わせだと1万~1万5千円ほどするので定価3万円くらいの中古楽器が買えてしまいます。
ブリッジのはがれも業者に出すと2万円前後します。5万円以下の楽器に2万の修理代って高いですよね・・・そんな時はこの「タイトボンド」で接着します。

この「タイトボンド」は木工用ボンドの超強力なものです。ブリッジのはがれに関してはあえて全部はがしてしまい、再接着します。はがれた面に着いたボンドなどをとってからこの「タイトボンド」を塗付し、圧着します。通常であればクランプで止めたりするんですが持ってなければ上に5~10キロの米袋など重いものを載せて2日程度置けば問題なく接着します。

ただし、当たり前ですが業者と違って見栄えは若干悪くなりますし、耐久性も劣ります。再びはがれる可能性もあります。駄目もとで自分で修理を・・・と考えている方には良いと思います。

大事なギターにはおすすめしません。

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