こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今日のテーマは「(ギタリストのための)初心者の方でもわかる!接触が悪くなったら疑ってみる場所③」です。
※まだ①を読んでない方は①からお読み下さい。
音が途切れる場合の続きです。
音が途切れる場合でボリュームやEQ等のツマミを触った時におこる「ガリ」の次に多いのはケーブルの断線です。ケーブルの断線に関してはその場での対策はありません。前回書いた「接点復活剤」も無力ですのでケーブルを取り替えるしかないです。家などで起こった場合はケーブルをハンダの付け直しをしたり、断線した部分を切ってなおすこともできなくもないですが、手間も考えると買ったほうが安いかもしれません。高価なケーブルだと保証がついているケースもあります。
スタジオやライブハウスの場合は誰かしらが貸してくれる可能性は高いですが、常に予備のケーブルを1本は持っておくといいでしょう。
・ノイズが入る場合
ノイズは「音がならない」や「音が途切れる」症状よりも一番対応が難しいかもしれません。なぜかというとノイズは必ず少しは入るものなのでどこからが問題があるのかの線引が難しいからです。例えばエレキギターで音を歪ませるとそれによりかならず多少のノイズはのります。またクラシックギターなど生音をマイクで取る場合なども大なり小なりノイズはのります。
問題はそれが許容範囲内かどうかです。演奏者やお客さんが気になるようでしたらアウトです。またノイズの原因も非常に対策しにくいものが多く、その場でなんとかするのに四苦八苦します。ノイズの場合は解決させるというよりもノイズを減らすことを考える方が対策はしやすいです。
一番楽なものとしては何か電磁機器が傍にあることでノイズが入ることがあります。その場合はその原因となる機器を除くことで解決します。またエフェクターの一つがノイズを生み出している時はそのエフェクターを思い切って外すこともあります。またイコライザーの設定でノイズの気になる周波数帯をカットしてやると目立たなくなりますが音も犠牲になるので総合的な判断が求められます。全3回に渡り「(ギタリストのための)初心者の方でもわかる!接触が悪くなったら疑ってみる場所」を書いていきましたがいかがでしたでしょうか?
バンドをしている人や、読んで身に覚えがある方、基本的には事故が起こる前に対策しておくことに越したことはありません。日頃から気にするようにしておくといいでしょう。
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