こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今日のテーマは「音が鳴らないからと言って強く弾かない!」です。
今回のテーマは講師的にレッスンしていて一番気になることです。
レッスン中に講師は生徒さんとは全然別のことを考えています。
例えば生徒さんが演奏しているときに出音やミスした時にはなぜミスをしたのかなどを論理だてて考えます。
そんな中気づくことは沢山あるのですが生徒さんの動作には理屈で考えるとおかしな部分が沢山見受けられます。
例えば「速い=強い」だったり「大きい=速い」と考える生徒さんがいることです。
つなげると「速い=強い=大きい」ということになります。
どうでしょうか?
何となくわからなくもないですが・・・この3つは全然別のものです。
生徒さんの思考回路の中では
「速く弾かなきゃ」→「速くするには強く弾けば必然的に速さも増すのでは・・」
だったり
「(音を)大きく弾かなきゃ」→「強く弾けば必然的に音も大きくなるはず・・・」
という理屈が働いているのでしょう。
このえ方は一見論理的な思考のようにも感じます。
でもこの考えだと「ゆっくり大きく弾く」ということは出来ないですし、「弱く速く弾く」ということも矛盾してしまうため出来なくなります。これは論理的に見えて論理が間違っていることから起こります。
これらは理解は出来ますし比較的修正もしやすいのでまだいいのですが
「音を綺麗に鳴らしたいから強く弾く」
というタイプの方は要注意です。
このタイプの生徒さんは初心者~中級者によく見られます。
これは先ほどのケースと違い全然論理的ではないです。
おそらく思考回路としては「左手をしっかり押さえなきゃ」という考えが「右手を強く弾かなきゃ」に置き換わっている場合が多いように感じます。左手に力が入ると右手にも力がはいり、それが癖になってしまうパターンや力を入れて弾くと弾いた音自体は強くなるので音が鳴っているように錯覚したりするのかもしれません。
このタイプはその後「癖」に移行するケースも多く癖になってしまうとなかなか直せないので癖になる前に直した方が良いと思います。ただし教室に通っていると先生に注意されて気づくのですがなかなか自分だけでは気づかないので直せません。
自分の弾く音が「パチンパチン」と音よりも弾く音の方が大きくなっていないかが判断基準と言えるでしょう。思い当たる節がある方は、一度確認してみてください。
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