難解な曲の聞き方

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2019.10.23

難解な曲が好まれる理由

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「難解な曲が好まれる理由」です。

一般の人にとってジャズや現代音楽は難解に感じる方も多いです。

シンプルな音楽を好んで聞く人にとってはそういった音楽は理解しがたいのだと思います。

でもそんな難解な音楽を楽しむ人達もいます。今回はそんな難解な音楽を好む人の立場から音楽を語っていきたいと思います。

音楽はシンプルで良い音楽が一番とは僕も常々考えていますが、シンプルな曲を書くということは実際には意外に難しいものです。メロディーとリズム、伴奏の組み合わせで曲はできますが、何億曲も曲がある時代ですからシンプルな曲だと相当メロディーやら、曲調がかぶってきます。バリエーションも必要なのです。

シンプルな曲は傾向として情報量が少ない曲も多く、覚えやすい側面があります。覚えやすい曲は飽きやすい傾向にあります。(もちろんそうでない曲もたくさんありますが)

難解な曲を好む傾向にある人は曲を覚えるのが早い人が多いです。平均的な人よりも曲を覚えるのが速く、飽きるのも早いのです。

僕もそうですが、初めて聞く曲でも先がわかってしまうことが結構な割合であります。

先日理由あって、平均年齢20歳前後のバンドを4~5バンド聞く機会がありましたが、ほとんどの曲は曲の先が読めてしまい複雑な気持ちで聞いていました。
そうなってしまうと曲を楽しむという感覚ではなくなってしまいます。

曲の情報量が多いと新しい発見も多く飽きにくいのだと思われます。
ジャズやクラシックは情報量が多く飽きにくいのかもしれません。
その他の難解な曲も既知の情報が少ないので飽きにくいといえます。
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ドレミファソラシド

ファラドシレソドミ
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は同じ情報量ですが後者のほうが覚えにくいです。既知の情報だと頭に入っていくるスピードが違うのです。シンプルな曲を好む方は難解な曲を好む方の気持ちは、なかなか理解できないかもしれません。シンプルな曲を好む方にとって難解な曲は情報量が多すぎるのです。

ただ難解な曲を好む方がシンプルな曲をすべて好まないかと言われれば、シンプルな曲にも好きな曲はあります。

ビートルズの曲などはシンプルですが好きな人は多いです。
ジャズのミュージシャンもビートルズのカバーなどはよくあります。
スタジオ・ジブリの音楽もジャズアレンジされるものが多いことを考えるとうまい作曲家はシンプルな曲でも既知の情報が少なく、結果的に情報量が多くなるように作られているのだと思います。

結果的にこれを読んだからといって好みは変わりませんが理由がわかると違った見方ができるのかもしれませんね。

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