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2018.06.07

読譜のスピード【TAB譜編】

先日生徒さんから「この譜面を今週中に弾けるようになりたいんですけど・・・」と譜面を渡されました。

ウクレレのTAB譜です。

その生徒さんは結構弾ける生徒さんなので演奏の依頼がちょくちょく来るらしいのですが、ウクレレのソロパートを頼まれたようでいつもは伴奏専門で演奏しているので急にソロを弾けと言われても弾けないのだが

普通にポイと渡されたので「出来ない(弾けない)」と言うのが悔しかったそうでなんとかしたいとのこと。

僕が初見で弾いたところ「そんな風に最終的には弾けるようになりたいんです・・・」
と言われました。

TAB譜も五線譜も読めるようになるのに時間がかかるため生徒さんから読み方を教えてくれと言われることは多々あるのですが、元々ウクレレやギターはコードなどを弾くことが多いため譜面を読むのが苦手な方が多いです。

プロミュージシャンでもギタリストやウクレレ弾きとピアニストを比べると読譜力の差は歴然だと思います。

ピアニストで譜面が読めない人は皆無だと思いますが、ギタリストやウクレレ弾きだと結構います。ウクレレ弾きだとほとんどの方は読めないんじゃないでしょうか。

特に五線譜は元々読む機会が少ないため訓練をしないと早くなりません。僕も基本レッスンはTAB譜なので五線譜よりもTAB譜の方が数倍読むのは早いです。五線譜でもヘ音記号ともなると読む機会がぐっと減るので更に時間がかかります。

どの譜面にせよ読む訓練をしなければいけません。

もし「訓練したい!!」という方がいたら参考にして頂ければいいと思いますが譜面を読めるようになるのには年単位で時間がかかります。ある日いきなり読めるようになっているというのではなく徐々に読めるようになるという感じです。

【TAB譜を読めるようになりたい方】
TAB譜はとにかくたくさん量をこなすしかありません。最初は単音の譜面があると良いと思いますがインスト系の譜面でもいいと思います。リズムが複雑でないものを選びます。特に16分音符が入ったり、シンコペーションが入ったりするものは最初のうちは避けて見た目にもシンプルなものを選ぶのが良いと思います。

大切なのは
・リズム譜の読み方を出来るようになる
・譜面に記載されている指使いは必ず守る

ということです。この2つは生徒さんを見ていても何となく弾いている方が多いのでおそらく相当面倒な作業と感じているのかも知れません。僕も高校生の時にその当時習っていたギター教室の先生にTAB譜の下に「1・2・3・4・」とか書かれていた記憶があります。

ややこしいリズムのソロなんかが来た日には曲を聞いてだいたいこんな感じかなぁ・・・といった感じで読んでました。

また指使いもとりあえず自分の癖で押さえがちですが市販のTAB譜だと指番号などが指定されているケースがあればそれを最優先にしてください。そうすることで正しい指使いを身体で理解出来るようになります。

明日は【五線譜編】を書いていきたいと思います。

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