ギターなどの演奏に関する経験値の差

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2019.12.22

経験値の差

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「経験値の差」です。
音楽に関わって生活していてよく感じることなのですが、楽器が上手くなりたいのであれば当然練習をするしかないのですが、それと同じくらい大切なものが「経験値」です。

これはなにも楽器に限ったことではありません。

例えば会社の受付でも、ウェイターでも、配達員でも保険の勧誘でもどんな仕事でも「経験値」というものはあります。

僕は昔は大勢の人の前で話すのはあまり得意な方ではありませんでした。ライブのMCはもちろん、発表会の際の挨拶などもどちらかと言えば苦手な方でした。

ただ、不思議なものでそれが何十回と回数を重ねていくとコツがわかってきて苦手意識はなくなります。最初のうちはシュミレーションと現実が上手く合致せず、その対応に苦慮するのですが、回数を重ねるとシュミレーションと現実とのギャップがどんどんなくなっていくのです。

もちろんこれは状況や個人差で慣れるスピードも違ってくるとは思いますが、少なくとも「回数」と「慣れ」は比例関係にあることは間違いありません。

逆に考えると「演奏が本番で上手くいかない」という人は先程の「シュミレーションと現実が上手く合致しない」という事例に当てはまりますので「慣れ」でかなりのところまでは解決できると思います。

よく「本番では練習以上の力は出せない」という言葉がありますが、これはある程度は本当ですが、そうでないこともあります。「技術」という点に置いて言えばもちろん本番では練習以上の力は出せないでしょう。練習で一度もひけないフレーズが本番だけ弾けるということは奇跡でもない限り起こりません。ところが「勢い」や「抑揚」といった「表現」に関して言うと本番が一番良いということはよくあります。

これを読んでいる方の中には「本番では練習以上の力は出せることもある」ということに関して納得できない方もいるかも知れません。これは特に上級者以降の方に起こりやすい現象とも言えます。演奏経験が豊富になるとそもそも普段のリハーサルでは5~6割くらいの感覚で演奏します。理由としてはリハーサルとは構成や各楽器のバランスの確認やアンサンブルの確認であって各自の演奏技術の確認ではないからです。一生懸命演奏に集中するのではなく構成等の間違いに気付けるだけの心の余裕が必要になるのです。なので必然的に本番での演奏が一番良くはなります。
ソロでの演奏の場合は練習の方が良くなるケースが多いですが、これも現場の雰囲気や音響効果の影響で本番の方が良くなるケースもあります。
ただこれも元を返せば上級者のさまざまな「経験」の結果、本番に一番良い結果が出る様になったとも言えるので初心者~中級者~上級者の「経験の差」というのは如実に現れることになります。

ポワンポワンスタジオでは年に数回発表会を行っております。せっかくの機会ですのでぜひ人前で発表するという「経験」をできるだけしておかれることをおすすめします。

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