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2018.04.19

精度の問題

今日はプロギターコースの生徒のレッスンです。

生徒さんからの質問で
「(ギターで)ピッキングすると軸がぶれるのですがこれは右手手首の角度や手を置く場所を研究した方が良いのでしょうか?」
と聞かれました。

プロ志望の生徒さんたちだとレッスンも当然厳しくなるので生徒さんはいつも問題点が山積みで毎回毎回失望と苦労の連続です。

そのためプロ=厳しい=ストイックになるあまり非常に細かいところに目がいってしまいます。

細かいところに目が行くのは大変良いことなのですが、まだピッキングの精度が高くない生徒さんはどうやったらうまくピッキングができるのかをいろいろ考えてしまいます。1週間~2週間くらいすると辛抱強く練習することに待ちきれなくなって自分の方やピックの持ち方、手首の角度などに目が行くようです。もちろんそういったことも技術の向上においては非常に大切なことなのですが、精度と言うものは1週間や2週間で身に付くものではないためなかなか自分が上手くなったことを実感するのに時間がかかります。

そのため自分が上手くなるのを待ちきれず別の場所に問題を探そうとしてしまいます。

これは非常に危険なことで、自分の形を崩してしまうだけでなく悪いピックの握り方になったり、悪い癖がついてしまうこともあります。

精度を高める練習をしているときは少なくとも数ヶ月以上忍耐強く習得することをに取り組むことをお勧めします。

特にプロ志望の生徒さん達は自分を追い込むと技術より先に耳の方が成長する傾向にありますなので練習すればするほど自分が下手になっているのではないかと言う不安に駆られたりしますが、それは自分の耳が良くなったせいで自分の本来の技術力に気づいた結果であり技術的には当然上手くなっているはずなので講師を信じて切磋琢磨してもらえればと思います。

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