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2019.05.05

滑舌と脳の不思議な関係

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「滑舌と脳の不思議な関係」です。

先日ボーカルレッスンで滑舌のテストをしました。
みなさんも一度行ってみて下さい。

やり方としては「ら」「る」「も」「つ」など様々な単語でメトロノームに合わせて
「ららららららららら・・・・」と16分音符で発音してもらうだけという単純なテストです。
(※16分音符とは1回目の「ピッ」と2回目の「ピッ」の間(1拍)に4回音を入れる速さです。)

このテストをいろいろな生徒さんにするとうまく発音出来る人と、出来ない人で分かれますが、どんな人でもテンポをどんどん早くすると段々上手く言えなくなってきます。

このテストの不思議なところは出来ない人も、なぜか「出来そうだけど出来ない」という心理状態になるところです。普通、出来ない時は段々難しくなって「あ、そろそろできなくなりそう・・・」と徐々に感じるものですが、このテストだとずっと出来そうなままなのです。出来なくなっても出来そうな気がしてしまうので「悔しいから、もう一回やりたい」と言う人もいます。

このテストでは2つの能力が必要になります。
・リズム通り16分で発音しつづけること
・正しく発音すること

テンポが早くなると正しく発音できなくなります。「リズム通り16分で発音しつづけること」自体は出来るのでイメージの中では出来そうなのですが実際は出来ません。この出来るイメージはあるのに実際は出来ないという状況が「出来そうだけど出来ない」という心理状態になりやすいのだと思います。

BPM=120くらいまで出来た人は滑舌がある程度できると考えていいと思います。

逆にBPM=100くらいでできなくなる人はイメージが再現出来ていないので滑舌の練習などをすべきかと思います。さらに「正しく発音すること」よりも「リズム通り16分で発音しつづけること」が先にできなくなる人はリズムの練習をしたほうが良いと思います。

このテストをすると自分の滑舌と脳の働きがわかります。この2つの間にギャップがない人がバランスの良い発音とリズムの関係が築けていると考えていいと思います。

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