こんにちは！名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「楽器は手首で弾く」です。

通常初心者～中級者の方はギターを「指で弾く」と考えます。

もちろんこれは正解で、当然ですが指を使わないと何も出来ません。

ただ今回強調したいのは生徒さんは皆「指で弾く」ということを考えすぎるあまり、

「指で弾く」→「指しか使わない」といった意識になりやすいので注意して欲しいということです。

初心者～中級者の方はギターを弾くときにどこを見ているでしょうか？

答えは。。。。そう、「指」です。

人は指を見ている時、全神経が指を動かすために使われてしまい、肝心の手首、肘、肩などに意識がいきません。

ところが実際に指を移動させるときに一番気をつけなくてはいけないのは「手首・肘・肩」なのです。

たとえばみなさん最初に「Fコード」で躓いたりします。すごく力を入れているのに全然鳴ってくれない・・・という記憶がある方も多いと思います。おまけに指の配置が1ミリでもずれると音が鳴らなくなってしまいます。なのですごくシビアにならない印象を持っている方も多くいます。ところが先生をみると多少ずれようがどんな体勢になろうが綺麗に全部の弦がなります。これこそ「手首・肘・肩」の使い方がわかっているからなんです。

実際にコードチェンジなどの際には手首だけで8割の動きは完了します。それを初心者～中級者の方は10割指で行おうとしますが、そんなことしたら僕らプロでもミスが出ます。

また指だけを使うと手の故障などのリスクも格段にあがります。腱鞘炎になるかもしれません。使う熱量も格段に違うので10分練習しただけで指が疲れてしまいます。その点「手首・肘・肩」の使い方がわかっていれば何時間弾き続けてもそれほど疲れません。

自分が上手く演奏出来ないときは、「手首・肘・肩」をプロの人と比べてみましょう。そこにヒントがあるはずです。