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2018.12.16

棒歌いになってないか?②

こんにちは!名古屋のギター、ボーカル、ウクレレ等の音楽教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「棒歌いになってないか?②」です。
前回は「棒歌い」になっていないかのチェックをしました。
(※まだお読みでなければそちらからお読みください。)

今回は、ではどうすれば「棒歌い」から脱却できるか?ということを書いていきたいと思いますが、実はこれは非常に難しい問題です。なぜならボーカル教室でもこの手のレッスンはほとんど行っていないからです。

ではなぜ音楽教室ではこの手のレッスンは行っていないのでしょうか?

理由は簡単です。「表現に答えはない」からです。表現方法は十人十色なので方法論が確立できないのです。例えば「悲しい表現は?」といっても、苦しそうに歌う人もいると思いますし、叫ぶように歌ってもいいと思います。

前回「童謡を歌うとき、多くの人は感情の込め方がわからず、棒歌いになってしまう」
と書きました。理由としては「童謡は特定のアーティストが歌っているわけではないため、誰かが歌っているイメージがないから」ということも書きました。

逆に言えばこれが「棒歌い」から脱却するヒントになります。
常にどんな歌でも自分が感情を込めて歌っているイメージを描ければ「棒歌い」にはならないということです。

そのためにはイメージを描く訓練が必要です。自分がイメージできないことがあるときはyoutubeなどを参考にしてどのような表現があるのかを探して表現のヒントを探ります。そして自分のイメージを見つけてそれを練習する・・・ということを繰り返すことで「イメージを作り出すこつ」がわかってきます。

正直言うのは簡単ですが実際にやろうとするとけっこう大変です。膨大な量の人の歌い方を研究することになります。でも考え方を変えれば「たくさんいろんなジャンルの曲を聞いている人はすでに膨大な量の人の歌い方がインプットされている可能性が高い」のかも知れません。

何れにせよ「自分らしく歌いたい!」と思っている方、ぜひ研究してみてください。

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