最近のJ-pop

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2021.06.16

最近のJ-pop

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「最近のJ-pop」です。
20年近くレッスンをしていると曲の流行りの移り変わりがよくわかります。

今の音楽に著しい変化を与えているものとしてはやはりコンピューターミュージックの台頭でしょうか。

僕にとってコンピューターミュージックが身近になったの20年前、ちょうどクラブ系の音楽がJ-POPに浸透してきたくらいです。
アーティストでいうと宇多田ヒカルがヒップホップを取り入れたり、小室哲哉がドラムンベースを取り入れたりし、コンピューターもようやくハードディスクレコーディングが若干ハイスペックコンピューターであればできるくらいまで来てた時代です。

今やスマホでも簡易的なレコーディングくらいであれば出来てしまう時代ですので凄い時代になったなという印象です。

ここ10年くらいで音楽はコンピューターとネット、SNSなどと切り離せない状況になっています。ところが、それが良い状況なのかと言われると判断に悩みます。
音楽が誰でも作れる時代になり、楽曲の制作からレコーディング、宣伝、販売まですべて個人レベルで行えるようになったというのは良いことだと思います。

逆に言えば今までそういったことを仕事として行ってきた技術者は食べていけなくなってきているとも言えます。職人気質の音楽制作者が生活しづらくなり、総合的に考えることが出来る技術者や会社が業績を伸ばしている現在を鑑みると、音楽業界が良くなっているのか悪くなっているのかという括りでは判断できないように感じます。

よく「昔は良かった」とかという言葉を聞きますがそれは相対的な言葉なので今の人から見たらそうは思えないと思います。どう考えても今の方が便利ですから。

でも「便利=良い」ということでもありません。
音楽は「自由」と関連付けられることが多いですが、実は不自由の方が良い音楽が出来ることも多いです。ギターは弦が6本ですが、これが100本あればいいかというとそういうわけではありません。制限があるから人は頭を使って新しい発想で音楽が作れるのです。白い紙を渡されて「好きなものを書きなさい」と言われるよりも「友情をテーマに何か書きなさい」と言われた方が制作しやすいと思います。なので「便利さ」は制作者を自由にはしますが良いものを作れるようにするというわけではありません。

いつの時代でもその時代にあった良い音楽が出来るのだと思います。
これからどのように私たちを取り巻く音楽は変化をとげるのでしょうか?

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