こんにちは！名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「最近のミュージシャンは品行方正？」です。

正直僕より前の世代の方の品行方正っぷりはわからないのですが昔は「ミュージシャン」＝「不良」的なイメージがありました。髪も染めて、タバコも酒もやり、女性関係もお金の使い方も派手・・・・まぁ合っている部分もありますし、そういった傾向はあるでしょう。

でも最近はタバコを吸うミュージシャンも格段に減りましたし、言葉遣いなどもかなりきちんとしている人が増えてきた印象があります。お酒を飲めないミュージシャンも増えているように感じます。今回はミュージシャンの今昔の変化を僕の一方的な視点から書いていきたいと思います。

今から５０～６０年くらい前は「ミュージシャンは不良」とレッテルを貼られ、ロックを聴いているだけで「不良」と呼ばれた時代がありました。今となってはロックが普通になり、ロックという存在自体も随分様変わりした印象があります。

ただ実際のところ素の部分では特に変化はしていないように感じます。今のミュージシャンが変わったのではなく、時代の流れの結果おとなしく見えるだけです。

「髪の色」
昔はもいろいろな髪の色やいろいろな髪型のミュージシャンがいました。モヒカンやツンツンヘアーなどヴィジュアル系の黎明期はヤンキーとミュージシャンは同じような髪型をしていたと言えるでしょう。でもこれは単にその当時それが流行っていたからと言えると思います。あえていうならば「反抗心」の表れだったのかもしれません。最近は黒い髪が普通ですが、それは茶髪などが流行ってないだけで別に品行方正になったから黒髪にしているわけではありません。ミュージシャンも「人と同じことはしたくない」と天の邪鬼なことを言っておきながら流行は気にします（笑）

「タバコ」
タバコを吸っているミュージシャンはぐっと減りました。昔は周りが全員吸っていて、スタジオの休憩時間などに吸っていないと輪に入れないくらいの勢いでしたのでボーカルを除けば８割くらいの喫煙率だったように記憶しています。それが今は３割り程度でしょうか。一般の人の割合よりは若干多いかな・・といったイメージです。昔と違い最近のミュージシャンは清潔感がありますがそれも流行りの問題だと思っています。

「酒」
お酒は昔はライブの打ち上げとかで飲めないとコミュニケーションに支障をきたすくらいの存在でしたが、飲酒運転の厳罰化が進んだことにより、打ち上げで飲めなくなる人が続出します。名古屋などは車社会ですからドラマーやギタリストは結構車でライブハウスまで来てましたし、ツアーで全国を回っているミュージシャンも運転手は飲めません。

こうやってみると昔のミュージシャンが尖っているように見えるのは時代の影響が多いのだと思います。
実際はミュージシャンは結構、真面目で純粋な人が多いです。ただし、現実的な人よりロマンを求める人の割合は高いので社会には適応しづらい側面はあるのかもしれませんね。