打楽器の魅力

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2020.02.08

打楽器の魅力

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「打楽器の魅力」です。
先日「ファンカッション」という打楽器グループのライブを見に行きました。

90分くらいのライブで打楽器だけしか出てこないという打楽器に特化したライブです。

見る前は打楽器だけで90分も持つのかと思いましたが、マリンバなどの音階が出る楽器も交えてだったので最初から最後まで楽しむことが出来ました。
どうしても職業柄一般の人よりライブやコンサートを見る目は厳し目で見てしまう僕ですがそんな僕でも見ごたえがあるパフォーマンスでした。

中でもバスケットボールを3人が1つづつ持ち、床に叩きつける音とボールを手のひらで叩く音だけでドラムのような音が出せるのは驚きでした。

打楽器という楽器は楽器の種類にもよりますが、「音階を感じにくい」という一面があります。こうやってかくと逆に「ドラムなどの打楽器に音階なんてあるの?」と驚かれる方も要ると思いますし、「音階があったら曲ごとに調に合わせてチューニングしなくちゃいけないけどそんなところ見たことないから音階なんてないんじゃない?」という声も聞こえそうですが、「音」にはすべて音階があります。机を叩いても、手を叩いても何らかの音階は鳴っていうのです。ただ、手などを叩いても音階に聞こえないのは倍音成分が複雑でいろいろな音階が混じっているので音階を感じにくいだけです。逆に音階が出る楽器は同じ倍音の音階が出やすい構造になっているからにほかなりません。なので鉄琴は音階を感じますが、中国の銅鑼などは倍音成分がいくつも聞こえるので特徴がある音がします。

この「音階を感じにくい」という一面からライブでみんなで手拍子をしても不協和音には聞こえません。全部が音階を感じることが出来てしまったら不快でとても聞いていられないでしょう。逆に音階を感じにくい分単体では音楽になりにくいという側面もあります。ドラムソロだけでアルバム1枚完成させるのはなかなか現実的ではありません。聴く方も途中で飽きてきてしまうでしょう。

打楽器は世界で初めて生まれた楽器です。国の祭事や宗教的な行事などで使われることもあります。日本でも木魚などはイメージできると思います。

そんな打楽器の特徴を頭の片隅に置いて音楽を聞くといつもとはちょっと違った楽しみ方ができるかもしれませんね。

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