先日ギターの生徒さんに
「曲の最初は指弾きで、途中からカッティングしたいのですが、ピックでのアルペジオは難しすぎてできません。指弾きもピックのカッティングも出来るのですが、途中でピックをもつとかは難しいので、指の爪でカッティングをしていたら爪が削れちゃって・・・」とのこと。
つけ爪や爪をコーティングする案も考えたそうですが、元々爪がもろく、つけ爪や爪をコーティングをすると爪がさらに弱くなってしまい断念したとこのと。
これはよくある質問で対処法としては指弾きからカッティングに切り替える際にピックに持ち替えるのが一番簡単です。ただ、この場合「どこにピックを置いておくか」という別の問題が出てきます。生徒さんの場合指弾きは座って譜面を見ながら弾くことがほとんどなので譜面たてに置いておくことが多いです。ただし、この場合、「ピックを取りそこねて落とす」という大事故が想定されますので2枚くらい置いておいたりします。またピックを取る動作以外に「再びピックを置いて指弾きに戻る」というケースも想定されます。発表会の場合などだと生徒さんは緊張して手が震えていることもあるので横で見ている方もドキドキします。
でもこれは生徒さんの場合、プロの人はどうしているのでしょうか?
プロの人は
・ピックで全部弾く
・指で全部弾く
・サムピックなどで対応
・手にピックを隠し持って指弾きをする
といった方法で対応しています。僕の場合はピックと指だと音色が変わってくるので求める音色によって
①ピックで全部弾く
②指で全部弾く
③手にピックを隠し持って指弾きをする
という3パターンを使い分けています。
ロックなどのアルペジオは①、ピックの音色が合いますし、アコギやガットの場合は②、指で全部やってしまった方がよいかなと言う感じです。③は昔編み出した方法ですがあまり使いません。傍からみていると今までカッティングをしていたのが瞬時に指弾きに変わるのでマジックみたいに見えるようですが・・・・
サムピックはあまり好みではないので使うことはないですね。
みなさんはそういう場面になったらどの方法で弾きますか?
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