こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今日のテーマは「強く弾かない①」です。
ギター中級~上級者向けの話にはなります。初心者の方は参考程度に読んでください。
よくカッティングなどにアクセントをつけたりする際に強く弾こうとして力む方がいます。
難しい表現にはなりますが、強く弾いているように聞こえるカッティングは実際には強く弾こうとしているのではなく、結果的に強いカッティングになっているケースが多いです。
カッティングをする際に初心者から中級者の方が勘違いしがちなのですが、カッティングは強弱、アクセントの有無に関わらず基本的には同じ速度で同じ軌道を描くように弾く必要があります。ここで大事なのは「強い音を出す」ということと「強く弾く」ことは少し違うということです。
強い音を出すには強く弾くしかないのでは?
と考えるかもしれませんが、実は「強く弾く」という行動には様々なデメリットが生じます。
まず、強く弾くと振り幅が大きくなります。強く弾くために若干助走を付けてしまいますし、軌道もぶれやすくなります。おまけに指先に力が入りやすくなるので抵抗が大きくなりリズムもズレる可能性があります。
さらに人は勘違いの連想をする習性があります。
「強く弾く=速く振る」という連想です。
たしかに強く弾くにはスピードをつけて弾かなくてはいけないように感じるのもわかります。スピードと衝撃は比例するので一見これは合っているように感じます。実際に速く弾くと強くなる傾向にはあるとは思います。
ただ、先ほど書いたようにカッティングには「同じ速度」という基本ルールがあります。
振る速さが違うと当然ですがピックは速く下に到達し、リズムを合わせるには下で少し待機しなくてはいけません。これはリズムがズレる原因になります。
では強く弾かずにどのように強い音を出すのでしょうか?
それについては次回書いていこうと思います。
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