こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今日のテーマは「使えるジャンク品探し③」です。
前回は修理の必要のないジャンク品の話をしました。今回は多少修理の必要があるものを書いていきます。
②接触不良の機材
主にアンプ系です。アナログミキサーやエフェクターなどでも作りが複雑でなければ大丈夫です。
接触不良と言ってもいろんなパターンがあります。理由がわからない接触不良はリスクが高いので買わない方がいいでしょう。
「買い」なのは「ガリ」が入っているケースです。
ガリは接点復活剤という接触を良くするスプレーを吹き付ければかなりの確率で復活します。まず試奏してみましょう。ジャンク品でも試奏はできます。そこでどこにガリがあるのか、他に問題がないかを確認します。一番楽なのはつまみを動かすとノイズが出たり消えたりするケースです。ガリに関しては当然、業者が検品の際に接点復活剤を吹き付けて解消しようとするので表面的な接点復活剤の塗付で解消する程度のガリでジャンク品になることはありません。ボリュームやトーンのつまみは外側からの接点復活剤の塗付では改善しないため面倒がられ修理せずにジャンク品として扱われることがあります。
このタイプの修理ですが、本体の裏のネジをはずしてつまみの中身の回路がむき出しになるところまで分解します。(あとで組み立てなおすので組み立てなおせるように分解してください)そしてつまみの裏のポッドの接触の部分に接点復活剤を塗付し、つまみをグリグリと回転させると大概のガリは解消します。
※一応これらの購入、修理などは全部自己責任になるので全部が全部直るわけではないのでそういったリスクは承知の上で行ってください。
③木材の割れの修理
これはギターやウクレレの破損によるジャンク品の例です。
まず直せる確率が高いのはボディの割れ、ブリッジのはがれ、ペグの破損です。
逆に手を出さない方がいいのはネックの折れ、ネックの反り、フレットの交換が必要なものです。ネックの反りはトランスロッドをまわせば普通に解消しますが、そんなことで解消するのであれば業者は手をつけているはずなので、直せないと考えるのが良いでしょう。
次回はこのボディの割れ、ブリッジのはがれ、ペグの破損を直す方法を書いていきます。
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