使えるジャンク品探し

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2021.08.26

使えるジャンク品探し④

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「使えるジャンク品探し④」です。

前回はボディの割れ、ブリッジのはがれ、ペグの破損などが原因でジャンク品になっているようなものは直せる確率が高いと書いていきました。

ジャンク品を購入する際に考えなくてはいけないのは「なぜ業者は直して売ることを諦めてジャンク品にしたのか」ということです。

ボディの割れは素人でもある程度修復が出来ますが修復後は残ります。つまり直しても傷が残るためわざわざなおさずにジャンク品として売ることにしたのです。なので買う側としては傷が気にならない人にとっては「買い」ということになります。そうすることで例えば新品で3万くらいの商品が中古品では1万5千円くらいになりますが、それがジャンク品の場合3000円程度まで価格が下がります。訳アリですが、新品の10分の1の価格で手に入れることができるのです。

ブリッジのはがれも同じ理由です。見た目のインパクトが強いのでジャンク品としての価格はさらに下がります。

ペグの破損はペグを交換すれば直りますが、ペグ交換をすれば当然オリジナルではなくなるのでペグ交換をしたことを販売時に知らせなくてはいけません。そういった手間やペグ代、工賃も考えるとジャンク品として売った方が利益があがると考えるのです。

そういった理由を知ったうえで購入することが大事です。逆に「なぜ業者は直して売ることを諦めてジャンク品にしたのか」の理由がわからないものは手を出さない方が利口でしょう。

ボディの割れ、ブリッジのはがれに関しては木工用ボンドで補強をすれば大丈夫です。
通常の木工用ボンドではなく「タイトボンド」という超強力な木工用ボンドがありますのでそういったものを使用すると良いと思います。

ペグに関してはアマゾンやサウンドハウスなどでいろいろなペグが売っているので合うものを探す必要があります。穴の大きさなどもペグによって違うので木工の知識がないのであればリスクがあります。穴が小さければ穴を広げる必要がありますが、電動ドライバーがないと厳しいと思います。

ジャンク品を直すのはとても楽しく、上手くいけば、かけた費用の10倍くらいの成果をあげることもありますが当然リスクも伴います。もし興味があれば一度中古ショップにいってジャンク品コーナーを観察してみるといいと思います。

ちなみに僕の場合ですが4回に1回程度良いものに出会うくらいの確率です。あまり期待しすぎないようご注意ください。

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