今日は音楽理論のレッスンの話。
音楽理論がわかると便利なことがよくあります。
音楽理論と言ってもみなさんが知っているドラミファなどの音階の話からコード理論、さらに難しくなるとアッパーストラクチャートライアドなど、音楽理論をある程度やっていないとわからない話までいろいろあります。
例えば「4分の4拍子だと1小節の長さは4分音符が4つ分」というのも一応音楽理論の一部な訳ですが、小学校の音楽の授業でやっているはずです。(おそらく・・・)
音楽理論って一括りにしてしまうととてもとっつきにくく、難しいイメージがあります。
まぁ簡単って訳でもないんですが、実際は皆さんが恐れるほど厄介なものでもありません。
個人的には英語の方がずっと難しいです。
今日の生徒さんもバンドなどで他の楽器の人と合わせると、他のパートのメンバーが音楽用語を使い。それがちんぷんかんぷんで意味がわかんなくて悔しいので習いに来た方です。とても勉強熱心で毎回こちらが出した課題以上のことをしてきてくれます。
今日はディミニッシュコードがよくわかないとのこと。
どうやら自分がある曲のコードをとったらD7だったけど、ネット上だとF#dimだったとのこと。
「全く違うんですが・・・・」
「音楽理論」は生徒さんが疑問に思った時がそのことについて勉強する最適なタイミング。
※ここから先ちょっと難しくなるのでわからない方は流して読んで下さい・・・
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D7ではなくD7(♭9)と考えると、D7(♭9)=D#dim(E♭dim)
ディミニッシュコードは構成される音すべてがrootになることが出来るので
D#dimの構成音は
・ミ♭(レ#)
・ファ#(ソ♭)
・ド
・ラ
なので
D#dim(E♭dim)=F#dim(G♭dim)=Cdim=Adim
となるので生徒さんが考えているD7とネット上のF#dimにはそれほど違わないことを説明、また前後のコード進行がFとGmだったので間はrootを加味すればF#dimと考えるのが適当だと思うことを説明しました。
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この文章自体音楽理論がわからないと「????????」って感じだと思いますが、正直2~3ヶ月くらい理論を勉強すれば分かるようになります。
音楽理論が分かると音楽を別の角度で楽しめるようになりますよ。
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