大人の生徒さんで「ジャズやってみたいけど・・・難しそう」とか「ボサノバ(ボサノヴァ)やりたかったけど自分の実力もないので言うのすらためらってしまう」
「ブルースのセッションとかやっているってよく聞きますけど僕みたいな素人だと無理ですよね??」という声を聞きます。
確かにプロの人達がやっているのをイメージするとそう思われるのも仕方ありません。僕もジャズを習いたてのころはそう思ってました。
ただ、ジャズ、ボサノバ、ブルースは初心者の方でもレッスンはできます。ギターだけでなく、キーボード、最近はウクレレでジャズをする人もいます。街に出るとカフェなどでかかっているのは大抵ジャズかボサノヴァです。曲は知らなくても聞く機会はたくさんあるかと思います。
実際のところでいうと伴奏くらいなら初心者でも弾ける曲はあります。ポップスやロックと違ってジャズ、ボサノバ、ブルースはバレーコードをあまり弾かなくても成立します。特にジャズは必要なところしか弾かないですし、リズムも基本は4ビートが弾ければ成立するので下手なフォークソングよりも簡単です。ボサノバも基本のリズムさえ覚えてしまえば、なんとかなります。ブルースに至っては3つコードが弾ければ弾けます。初心者でも「E、A、B7」くらいが弾ければ大丈夫です。
ではなぜブルースはさておき、ジャズやボサノバが難しいと言われるには理由があります。
難しいと言われる理由は理論だったり、技術だったりします。
ジャズはブルースやマーチなどに起源がありますが、クラシックが数百年かかった道を数十年で歩んできたと言われるほど物凄いスピードで進化を遂げました。その背景にはクラシックと同じく様々な角度から理論的に音楽が解析され、その解析された理論から新たな理論が導き出されるというまさに化学反応とも呼べる進化の過程があり、逆に言えば理論化やシステム化は音楽を複雑化させるため、そういったことを消化しようとするとどんどん音楽が崇高で分かりづらく、難解になって来てしまったともいえます。
わかりやすく言うと入り口は入りやすいけど奥に行けば行くほど難解になると考えてもらえればいいと思います。
明日はジャズについて書いていきます。
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