コードパターンの種類

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2019.07.28

コードの総数

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です

今回のテーマは「コードの総数」です。

生徒さんからよく「コードって何個くらいあるんですか?」と聞かれます。

実際何個くらいだと思いますか?


実際にコードの種類というはなしだとそんなにはありません。
一般的に使うものをCを根音(root)に持つものだけで考えてみましょう。

C Cm C7 CM7 Cm7 Cm7-5 Cdim CmM7 C+
これにテンションをつけていくと

C6 C9 Cadd9 C69 Csus4 C7(♭13)  C7(♭9) C7(#9)
CM6 CM9 Cm6 Cm9 C(#11) C7-5・・・
まだありますが、大体これだけ覚えておけばほとんどの曲には対応出来ます。
23個ですね。これがC D♭ D E♭・・・と12倍あるので
23×12=276個

です。onコードを除くと大体300個くらいです。

先程の問に関する答えとしては「300個くらい」という答えになります。ところが生徒さんが聞きたいのはそういうことではないことが多いです。「何個コードフォームがあるのか?」と聞いている場合もあります。そうするとちょっと答えは違ってきます。

例えば「C」というコードだけで見ても大まかにみても5種類くらい押さえ方があります。細かくみれば10種類程度にはなると思います。そうすると276×5~10ということになりますので簡易的に答えると1500パターン前後となりますし、細かいと3000パターン前後ということになります。さらに先程割愛したonコードも加えると4000~5000以上のパターン数になると思います。

ということを話すと生徒さんはまず第一声に

「そんだけのコードを覚えているんですか!!??」と聞いてきます。

もちろん答えは「NO」です。覚えてはいません。でも瞬時に押さえることは出来ます。

覚えてないのになんで瞬時に出てくるかというとコードの理解の仕方が違うからです。

わかりやすく他の人の言葉を借りていうのであれば、例えば「C」というコードを押さえる時に初心者~中級者はコードフォームを思い出してコードを押さえようとしますが、セミプロやプロの人は「C」の構成音である「ドミソ」が指板上に光って見えます。なのでその場所を指で押さえれば勝手に「C」が鳴るのです。もちろん実際に光って見えるわけではありません。指板上に押さえるべきコードの構成音が見えるのです。CM7と言われれば「ドミソシ」ですから自分が7フレットあたりでCM7を弾きたいと思えば7フレットあたりに見える押さえるべき構成音がある場所を押さえればいいだけです。

こうやって書くと簡単に思えますが、何年もかけて構成音を体に覚え込ませていくのです。

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