ハカランダなどのギター木材が不足している記事について

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2019.07.26

木材を守る活動

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今日のテーマは「木材を守る活動」です。

先日ネットニュースでテイラー・ギターズの取り組みに関した記事を読みました。

世界で伐採されている森林の再生プロジェクトとして、16万本もの黒檀の苗木を植えたり、自社の工場に運ばれてくる木材が違法に持ってこられていないことを確認したりしているという話でした。

10~20年ほど前から森林伐採と特定の木材が枯渇しだしていることは度々問題にはなっていました。ギターを作る上での最高級木材であるハカランダ(ブラジリアンローズウッド)などは1960年代に早々とブラジル政府が原木の輸出を禁止されたので現在に至るまでハカランダは手に入りにくい高級木材となっています。

ただ実際のところは手に入りにくいと言ってもいろいろなルートで入ってはいるようで、ハカランダを持っているギター工房も多いようです。

そんな中さらに2017年にローズウッド全種類が許可がないと輸出入できなくなりました。象牙やサイの角のように高騰した木材を勝手に伐採した結果だと言われています。

ローズウッドとはギターに限らず、マリンバやカスタネットなどいろいろな場所で使われています。それも1960年代のように「原木」ではなく「一部でも対象の木材が使われている商品の輸出入が禁止」ですので現地で加工して持ち込むということも当然出来ません。

でもよく考えれば人間はいつも自分勝手にいろんな資源を乱獲して後から規制をかけてという繰り返しをしていますよね。そんな中ようやく森林保護を考えるギターメーカーが出てきたとも言えます。

テイラー・ギターはとてもしっかりとした安定感があるアコギを作るメーカーです。プロの愛用者もとても多いです。

先日「砂の高騰」も記事になっていました。砂が高騰するなんて考えたこともなかったのでこれはびっくりしました。建築に使える砂が減っているそうで、素人考えだと「砂漠にいけば無限にあるじゃないか・・」と思いがちですが、砂漠の砂は細かすぎて建築には使えないそうです。

何にせよ資源は大切に、どんなものでも無駄なものはないと思ったほうが良さそうです。

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