こんにちは！名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「コロナ後のライブハウス事情」です。

先日ライブハウスの人とお話する機会がありました。
だいたいここ２～３年は、最初の文句は決まっています。

「ここんとこどうですか？お客さんの入りは？」

なんかコロナが始まってから音楽関係者と話すときはこの始まり方をすることが多くなりました。同じ音楽関係者として他の業種がどんな状況なのかは知っておくと便利なんですよね・・・

ライブハウスは1年前などに比べるとずいぶんお客さんは戻ってきています。

ただ、コロナ前と比較するとやはり状況はきびしいと言わざる得ません。

コロナになってから活動するミュージシャンも減ってしまったのも痛手です。

僕もそうでしたが1～２年前はライブがあっても人を誘いにくい状況が続き、誘いにくいからライブの本数を減らす。という状況がありました。

そういう状況が続くと音楽活動が思ったように展開できないもどかしさから「もう音楽やめちゃおうかな・・・そのほうが楽だし。。。」と考えてしまうミュージシャンも出てきます。

またもともと音楽活動に限界を感じてきた人にとってはコロナが致命傷になり、あきらめざる得なくなった人も多くいます。

またライブハウスをとりまく音楽環境も変わりつつあります。コロナを機にネットでの配信などの需要が一気に増えました。特に弾き語りの人などはネット配信やyoutubeでの配信などライブハウスにこだわらなくても自分の音楽を世界に発信できるようになり、集客のノルマや音楽活動をしていく上での経費などを減らすことが出来るようになり。必ずしもライブハウスで演奏しなくても良い状況も生まれました。

こうやって書くと結構ライブハウスを取り巻く状況は大変ですが、ライブが好きな人も相変わらずいます。個人的には評判が悪いライブハウスが淘汰され、良いライブハウスが残るのではないかと期待しています。