スタジオブログ

Blog
2017.09.04

ギターの選び方

ポワンポワンスタジオ名古屋八事校では通常入る時に皆様無料の体験レッスンを受けられます。

HPにも記載がありますが、ポワンポワンスタジオ名古屋八事校に来られる生徒さんの3分の1の方は楽器を持ってません。
なので当然ですが入校される際に購入する楽器の相談をされます。

ギター教室の生徒さんの場合、通常「予算はおいくらですか?」と聞くと
みなさん一様に困った表情をされます。おそらく本当は思っている金額があるのだと思いますが、
一般的な予算と開きがあると恥ずかしいのかもしれません。

今回はアコギ(アコースティックギター)の話をします。(エレキ等は次回で・・・・・)

一般的には僕が勧めるアコースティックの価格は3万~です。
これは正直講師によって違うかもしれません。

2万~という方もいるかもしれませんし、6万~と言われる方もいるかもしれません。

僕は3万円です。定価が3万以上のギターなので実際には1万でも2万でも構いませんが、定価は3万以上のギターをお勧めします。
なので中古であれば3万以上するギターが1万以内で買えることもあります。

ではなぜ3万以下のギターは買ってはいけないのでしょうか?

正直「買ってはいけない」わけではないのです。
ただ、3万以下のギターはリスクが高いので初心者が手を出すべきではないというのが正しい答えです。

例えば1万円の新品のセットで売られているギターでも当然お店は売れば利益があがるようになっています。
また、そのギターを卸す会社も利益があがるようになっています。
そしてそれを制作する会社も当然利益があがるようになっています。

1万円のギターは例えば7千円でお店に入ってきたとして、それが卸す会社には5千円で入ってきたとして、実際には3千円で作られたとして、人件費、運賃を差し引くと材料費はいくらになるでしょうか?実際のところは知りませんが口にだすのが恐ろしい値段になるのは間違いありません。

当然買った後のトラブルも多いでしょう。

アコースティックギターは基本的にはほとんどの木でできています。
木は湿度や温度によって反ったりしますので工程はかなりデリケートです。

またアコースティックギターには弦が張ってありますが弦の張力は1弦から6弦まで合わせて70キロ~80キロ前後もあります。

それに長期間耐えうる楽器を作らなければいけません。
また繊細な音色をコントロールするために非常に細かい単位での作業がギター製作には不可欠です。

そういったことも考慮すれば1万円のアコースティックギターの危険性もわかっていただけるかと思います。

・・・・と長々と説明してきましたが、では肝心なところどこのギターを買えばいいのでしょうか?

このままでは不安だけ煽っているようにも捉えかねません(笑)

僕がギター教室の生徒さんにおすすめしているのはずばり!
YAMAHA(ヤマハ)の中古のアコギ(保証付)を探して下さい。

と言っています。YAMAHA(ヤマハ)は新旧問わず(どちらかと言えば旧の方がいいです)安定して良品が多いです。

「中古は嫌だ!新品がいい!!」という方はEpiphone(エピフォン)も2万円代からでているものなら例外的に2万円台でも大丈夫です。

逆に絶対にやめたほうがいいのはセットで売られている1万円前後の新品のものです。

 

練習していても良くないアコースティックギターだと弾いていてストレスになりますし、チューニングもずれやすいので全くおすすめできません。せっかく月数千円だすのですからそこはケチらないほうがあとあと良いと思います。

安いギターで比較的良いブランドだとMorris(モーリス)、ARIA(アリア)でしょうか。さすがに悪いメーカーはちょっとここでは書けないので心配ならやめておいたほうが良いと思います。

また、中古で買う場合は必ず保証がついているものにしましょう。ネックが反っていたり、不具合があった場合返品や修理ができることを確認して買うようにしましょう。

最近は中古でも「ネック調整済」や「フレット調整済」などすでに修理した状態で売っている中古屋もありますのでそういったものであればある程度安心して購入出来るかと思います。逆に個人経営の中古品を売っているお店はリスクが高いです。

名古屋ではたくさん中古楽器を取扱をしておりますし名古屋市外でもハードオフやブックオフバザーといったところでも中古楽器はてにはいります。

参考になれば幸いです。

free trial

まずは無料体験レッスンを受けて、ポワンポワンスタジオの雰囲気や楽器の楽しさを感じてみませんか?

無料体験レッスンについて詳しくみる

今すぐWEBから申し込む!

ポワンポワンスタジオ各系列校の
総合受付につながります