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2018.06.13

ギターが上手くなる生徒さんの傾向

1を聞いて10を知る。

先日のあるギターレッスンでの生徒さんとの会話。

生徒さん:「先生、上手くなる生徒さんの傾向ってありますか?」

僕:「そうだねぇ、1を聞いて10を知ることが出来る生徒さんは間違いなく上手くなるね。でも10を知るっていうのは大変だから2~3を知るところから始めると良いと思うけど・・・」

生徒さん:「なるほど、ではその2~3を知るために何をすればいいでしょうか?」

僕:「例えば、なんで指摘されたのか、どこに理由があって、自分が注意できることが何か、ということを考えることかなぁ」

生徒さん:「具体的には?」

僕:「・・・・・・ん?」

生徒さん:「具体的には僕の場合どうすればいいでしょうか?」

僕:「あの・・・・それは自分で考えるんだけど・・・僕が言ったことが1なんだから、僕が2のことをいっても◯◯君が聞いたらそれは1になるけど・・・質問が矛盾してるよね??」

生徒さん:「・・・・そうですね・・・」

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こんなコントのようなやりとりがありました。

正直今まで何百人の生徒さんを見てきましたが、1を聞いて10を知るという生徒さんは記憶にはありません。でも2~5位知るところまで行く生徒さんはいましたし、やはりそういう生徒さんはギターが上手くなるスピードも早かったように記憶しています。

他に上手くなる生徒さんの傾向としては「質問が上手い」ことがあげられます。

貪欲にどんどん質問してくる生徒さんもいますし、家でしっかり考えてメモまでとってくる生徒さんもいます。
でも本当に上手い質問をする生徒さんはその質と量がとてもバランスが良いように感じます。

ギターのレッスンをしていて質問がでると当然ですが、答えることになるのですが、質問にも僕が答えたほうが良い質問と、ネットなどに答えが載っている質問や、ちょっと考えれば自分でも答えを見いだせる質問、また、自分で答えを考えたほうが良いタイプの質問があります。

楽器が上手くなる生徒さんの傾向としてはそういった面での質問の仕方がとても良い印象があります。

でも、聞きたい時に聞いておくのが一番覚えとしては良いのかも知れませんし、難しいところですね。

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