スタジオブログ

Blog
2017.09.24

エレキギター:速弾きが速くなる方法

今回はエレキギターの方限定、速弾きが速くなる方法です。

ギタリストは元々目立ちやがりやが多いので速弾きが好きな人は多いです。特にハードロックが好きなギタリストは例に漏れず速弾きが好きだと言えるでしょう。日本でもラウドネスからB’Z、Xなど速弾きバンドは多数ありますし、海外だとVAN HALEN、Mr Big、エクストリーム等、速弾きを目当てに見に行くお客さんもいるかもしれません。

ギターの技術にかかわらずどんな楽器でも追求していくと基本的にはどんな技術の習得でも難しいのですが、「速弾き」は特に苦労する人が多いと思います。
実際にはピッキングひとつ、チョーキングひとつ、カッティングひとつ、どれも録音レベルの演奏をデキる人の割合は100人に1人もいないと言えます。

ただ、これらの技術を実際に判断するのは本人の事が多いので録音レベルに達して無くても気付かずレコーディングしている人が大多数ですのでこれらの「地味なテクニック」はあまり気にする人はいません。

それに比べれば「速弾き」は弾けてないことに本人が気づきやすく、単純に曲と合わせていても間に合わなくなるので間に合わなければ曲が成立しません。
(ただ恐ろしいことに弾けていないことに気づいてない人もいて。レッスンの際にメトロノームに合わせても裏と表が何度もひっくり返っているのを目の当たりにして講師側が愕然とすることも多いです。)

速弾きの練習法は基本としては「ゆっくり弾く」この1点に尽きます。

レッスンをしていると「自分の弾けるスピード」を知らない人が多いことにびっくりします。
それではまずは自分のスピードを知ることから始めましょう。

——————–
自分のスピードを知るためにはまずはメトロノームを使います。
この「メトロノームを使う」ことをしない人が非常に多いように感じますが絶対にメトロノームを使って練習してください。

間違っても曲に合わせて、何度でも原曲のスピードに合わせるように頑張るといった練習はやめて下さい。
カッティングでも速弾きでもリズムが関係する練習は出来るだけ曲ではなく、メトロノームを使いましょう。
なぜ僕がこれほどまでにメトロノームにこだわるかというと、メトロノームに合わせない人は大抵原曲に合わせようと頑張るからです。

「原曲と弾いてはいけない」というわけではないですが、原曲と合わせるのは、曲の雰囲気を知る時と確認の時です。
普段の練習で曲と合わせていると音が混ざってまるで自分が上手く弾けている錯覚に陥ることがあります。

もしどうしても曲と合わせていのであればギリギリ聞こえる最小限の音にして自分の音がよく聞こえる状況で練習してください。
あとエフェクターなどをかけるのもNGです。空間系エフェクターならいざしらず、歪み系の音で練習すると音が潰れているので音の粒が確認出来ませんし、多少のミスタッチでもエフェクターがごまかしてくれるので上手く聞こえてしまいます。もちろんエフェクターをかけたほうが楽しいので上手くなるより楽しく練習したいという方ならいいのかもしれませんが、最短距離で上手くなりたければメトロノーム+クリーントーンで練習してください。

では自分のスピードを知る方法を書いていきます。
自分のスピードとは2点
・物理的なスピード
・聴覚的なスピード
があります。

また「物理的なスピード」には「右手」と「左手」があります。
これらを知ってから速弾きの練習に取り掛かったほうが効率が格段に違ってきます。
(左利きで左利き用のギターを弾いている方は逆で進めてください)

次回は実際にメトロノームを使った練習法をやっていきたいと思います。

free trial

まずは無料体験レッスンを受けて、ポワンポワンスタジオの雰囲気や楽器の楽しさを感じてみませんか?

無料体験レッスンについて詳しくみる

今すぐWEBから申し込む!

ポワンポワンスタジオ各系列校の
総合受付につながります