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2017.09.14

エレキが弾ければアコギも弾ける?

今回は「エレキが弾ければアコギも弾けるか?」
というテーマで書いていこうと思います。

はじめてギターを始める方でエレキかアコギかはっきりしている人はいいのですが、
「どっちにしよう??」という方もいらっしゃいます。

例えば好きなアーティストが1つはバンド、片方は弾き語りだった場合。

どっちもやりたいけど両方買うわけにいかないし・・・そもそもエレキとアコギって両立できるの?
と相談を受けることもあります。

結論から話すと両立は出来ます。ただ、両方いっぺんに始めるというのはお勧めしません。

最初にエレキかアコギのどちらにするかは「歌いたい」か「演奏したいか」で分けるとわかりやすいのではないでしょうか?

歌いたい人はアコギ、演奏したい人はエレキです。
何故かと言うと歌いたい=弾き語り=アコギという構図があるからです。

弾き語り=エレキは駄目かと言われるとそんなことはありませんが、エレキは基本的には1本よりもアンサンブルで成立させることのほうが多いですし。音もアコースティックギターに比べれば細いです。逆にアコースティックギターはエレキギターに比べて1本で成立させやすいので音も低音から高音までバランス良く出ますので歌の伴奏には最適と言えます。

エレキギターはバンドなどで弾かれることがほとんどですし、ソロを弾いたりエフェクターといって音に効果を与える機械を間に通していろいろな音色を楽しめます。弦が細いためチョーキングも楽ですし、ピックで弾いた時の抵抗が少ないためアコギよりも速いスピードで弾ける特徴があります。

これで最初にエレキかアコギのどちらにするかは消化出来たかと思います。

では主題に戻って「エレキが弾ければアコギも弾ける?」ですが。
大げさに言えば「弾ける」ですが、細かく言えば「弾けない」といったところでしょうか。

エレキではよく使ってアコギではあまり使われないテクニックやアコギではよく使ってエレキではあまり使われないテクニックもあります。

例えば先程書いたチョーキングなどはアコースティックギターにもありますがエレキギターに比べて弦のテンションが強いため覚えるのが大変ですし、単音のソロなどもアコギではあまり使われません。逆に指弾きはアコースティックギターは当たり前ですが、エレキだと指弾きをするとピックが持てなくなるのであまり用いられません。
エレキギター、アコースティックギターともに片一方しか使われない技術という物自体はそれほどありませんが、例えば「エレキは指で弾かない人が多数なので当然指弾きをしない人が多い」といったようにあまり使わない人が多いテクニックがあるといったところでしょうか。

では実際にエレキギターしか弾いてこなかった人がアコースティックギターを弾くとどのように困るのかというと一番は弦のテンションの違いです。
今までなっていたFコードなどのバレーコードが鳴らなくなったり、弦が固くて弾いていて疲れてしまうなどエレキギターと比べてひきにくくなったという人が多いです。
チョーキングやプリング、ハンマリングなどの小技もエレキギターと比べると若干音が出にくい傾向にあるようです。

 

逆にアコースティックギターからエレキギターになった人はというと、実はそれほど「弾きにくい」とう人はいません。
単音で弾くフレーズなどバリエーションは増えるためそこに戸惑う人は多いのですが、大多数が

「アコギに比べて弦が柔らかく弾きやすい!!」

と感激することのほうが多いです。

一番良いのはある程度エレキかアコギのどちらかが弾けるようになってきたら、もう一方も手に入れて練習に組み込むことですね。
両方練習することでバリエーションも広がりますし、相乗効果が期待できます。

まだエレキかアコギのどちらかしか弾いてない方、是非もう一方も練習してみて下さい。

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