今回は「ライブをする」4回目、最終回です。
1~2回目はライブハウス、前回はイベント等でライブをする方法について書いていきました。今回はその他のライブ形式について書いていきたいと思います。
1回目~3回目ではライブハウス、イベント、お祭りなどを取り上げました。
他に初心者向けのライブというと何があるのでしょうか?
一つはライブとオーディションを兼ねた楽器屋などが主催するイベントがあります。
これは1バンド2曲程度演奏してお客さんに聞いてもらい、お客さんから評価が高かったバンドが大きなライブイベントに出られるような形式をとったオーディションです。
集客も必要ないですし、きちんとしたライブスペースで演奏できます。あわよくば大きなイベントへの参加資格も得られるかもしれません。
大手だとYAMAHAや島村楽器などがおこなっています。
小さな楽器屋でも小規模なイベントが行われることはあるかもしれません。1バンド数千円と料金はかかりますが、夢が膨らむ企画ですよね。
申込みは各楽器やでおこなってますのでHP等で情報を集めて申込みをすると良いと思います。
第一次選考などの書類&音源審査があったりもするので、ある程度のクオリティーの音源が必要な時もあります。
今回こちらは10代、20代向けに書いてますが、大人の方向けのおやじバンド選手権的なものも最近は増えているようですので自分の年令にあったイベントを選択すると良いと思います。
他にもライブをする手段はあります。
オープンマイクを利用したライブという手もあります。
オープンマイクとはライブバーなどで催されるイベントで毎月第2火曜日だったり第4木曜だったり、毎月決まった曜日に誰でも出ることができるというライブです。
ただ、これはライブと呼べるかどうかは人によって賛否あると思いますがライブの感覚は味わうことが出来ると思います。
大抵はバンドというよりも弾き語りだったりデュオ形式向きのイベントですが、中にはバンドで参加できるタイプのオープンマイクもあります。
お店に寄ってシステムは違いますが、大抵はお店に着いたもの順で紙に名前を書いたり、店員さんに名前を聞かれたりして、順番に2曲づつくらい演奏していきます。
お客さんは基本的には参加者だけのことが多いので観客=出演者という図式になります。参加者は参加料やチャージを払ってそれとは別に飲食をすることになります。
大抵は20時くらいからスタートします。21時位までに入ると良いのですが入店が遅いとかなり待たされることになります。
出る人のジャンルや年齢層などはバラバラです。テーマが決まっている時はまとまりますが、そうでない場合は20代~60代まで様々な人たちが様々な音楽を奏でます。
ただハードロック系はあまりおらず、激しい音楽もあまりありません。人がいない時は2~3周回る時もあります。
お店の規模は小さなところが多いのであまり大人数のバンドだと入れなくなる場合もあるかもしれません。
他にも投げ銭といってお店で演奏してお店にいるお客さんにお金を箱等に入れてもらう方式のところもありますが、バンドでもアコースティック系で技術も見知らぬお客さんが聞けるレベルが必要ですのでそれなりの技術力を必要としますので今回の趣旨にはあわなさそうです。
全4回に渡ってさまざまな形式のライブの仕方を書いていきました。これだけいろいろな形式があれば選択肢も広がると思います。
最近はノルマがないタイプのライブハウスもありますが。そういったところでもお客さんが少なければ次回は呼んでもらえないので下手なライブハウスよりもプレッシャーがきついです。
またその手のところはライブハウスよりも上手い人が多いのでこれも今回の趣旨にはあわないかもしれません。
今回書いた以外にもあるのかもしれません。いろいろ調べてはじめてのライブを実りの多いものにして頂ければと思います。
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