TONEX

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2022.12.10

TONEX

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「TONEX」です。

僕は新しいガジェットとか最先端グッズなどが好きなのでいつも情報収集をしているのですが最近「TONEX」なるものを知ったので共有したいと思います。

僕は普段kemper(ケンパー)というアンプなどを使用しています。kemper(ケンパー)はアンプやキャビネットの振る舞いをそのアンプの特性などをそのままキャプチャーして分析して模倣する現在の科学技術を集結させたようなアンプで発売から10年ほどたった現在でも多数のプロミュージシャンに使用されています。例えば世界に1つだけしか現存していないアンプもkemperだとプロファイリングして同じ音が出せるようになります。それも今までのアンプ趣味レーターとは違い、ほとんどの人が聞き分けれないレベル音質でです。

アンプシュミレーターは疑似的に音を模倣するのですが、このkemperは模倣したいアンプにマイクなどを向け特定の周波数の音を出し、その反響などを解析するのでシュミレートではありません。

このTONEXはそのkemperと同じようなことがパソコンで出来るアプリケーションです。

kemperが20万以上するのに対し、このTONEXは2万円以下の金額で買えますし、エフェクターの音までプロファイリング出来ます。なのでアンプだけでなく、アンプ+エフェクターの音を丸ごと再現出来てしまうのです。

もともとDTMなどをしていてPCとオーディオインターフェースを持っている人であれば1~2万の金額でこのアプリケーションを使用できます。1~2万円だとコンパクトエフェクター1個でもそれくらいの金額になるのでどれだけお得かが分かってもらえると思います。

これがあればアンプを買う必要も、エフェクターを買う必要も無くなるかも知れません。

ただ大きな問題点はスタジオやライブハウスでの演奏に常にPCとオーディオインターフェースを持って行かなくてはいけなかったりと機動性が悪いことです。おまけにPCがフリーズしたり、止まったりすると音も出なくなってしまうので非常にトラブルに弱いです。

エフェクターも例えばディレイを取り込んでもディレイタイムをその後変えたいとかは出来ません。あくまで取り込んだ音を忠実に再現するだけです。なのでDTMには最適でも現場には適していないというのが現状なようですね。

とはいえ、ここまで技術が進歩したので数年後はそういった用途にも耐えうる機材が出てくる可能性はありますね。楽しみです。

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