ジャンクギターの修理ブログ

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2020.07.30

youtube連動企画~ジャンクギター直してみた②

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「youtube連動企画~ジャンクギター直してみた②~」です。

前回はジャンクギターを買うときの注意点などを書いていきましたが今回は具体的にどうやって直したのかを書いていきたいと思います。

ジャンクギター修理動画
ジャンクギターを買う時の注意点を書きましたが、もう一点
・具体的な直し方がイメージ出来ているギターしか買わない

という注意点があげられます。

今回も中古ショップでいろいろ見ていましたが最初に目に止まったのは「ARIA(アリア)」のブランド名。アリアは超一流ではありませんが一流メーカーです。つくりも比較的しっかりしています。そんなにもともと高価なギターはあまり販売してませんが1480円ならジャンク品でも破格です。たしかに全く直る見込みがなければその程度ですが今回僕が見つけたときはあきらかな故障箇所はペグのネジが1つないということだけでした。

購入後に気づいたのですがもともとそのギターのペグにはYAMAHAと書かれていました。アリアのギターにYAMAHAのペグはありえません。もともとペグが交換されていて、その交換されたペグも1つネジが外れてしまった状態でした。
【買ったときの状態】

見た目だけでわからない問題点としてはネックの状態です。ネックの反っているかどうかはある程度見て判断できますがトラスロッドというネックに入っている鉄芯が折れたり、回らない状態になっているとその時点でそのギターの価値はほぼなくなります。

ひとまず自宅に本体が使い物にならなくなってペグだけが使えそうなギターがあったことを思い出したので最悪でも1480円の損なので大したことないと思って購入することにしました。これがあらたにペグも買って・・・となると駄目だったときの損失が大きくなるので買わなかったと思います。
【自宅にあったギター】


家に帰って早速買ったギターと、自宅にあったギターのペグを外します。

ペグ自体はドライバーがあれば簡単に外せます。

外したのは良いのですが自宅にあったギターのペグをはめようとしたところ口径が合わない・・・穴の大きさが違ったのです。
そんなときは得意のDIYの出番、電ドラのドリルで口径を広げます。特殊な口径だったら面倒だったと思いますが、運良く一発でピッタリのサイズに穴を広げれました。

そこまでこればあとは楽勝。すべてをつけ直して締め直すだけです。

あとは弦を張って・・・・あれ??ビビってる・・・ネックが反ってる・・・

ということで今度はネックの調整先程書いたトラスロッドが心配でしたが怪しい挙動をしめすもビビらなくなりました。

結局なんとかなりましたが、上記の工程が??な人だとお手上げだったかも知れません。

今回必要な道具とスキルとしては

【道具】
六角レンチ→100均で買えます。
電ドラ→電気ドライバー→100均だとちょっとむずかしいかも
プラスドライバー→100均で買えます。

【スキル】
ネック調整スキル
初級者程度のDIYスキル

です。興味がある方は中古楽器屋のジャンクコーナーを物色してみるのも良いかも知れません。

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