こんにちは！名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「ＺＯＯＭ　MS-50G MultiStomp　レビュー」です。
レッスンで中学生の生徒さんから「エフェクター買おうと思うんですがお勧めありますか？」と聞かれました。
これが僕が中学生だった３０年ほど前であれば「ＢＯＳＳの歪系でいいんじゃないか」と気軽に答えれたのですが今は無数にエフェクターが売られています。また機能もいろいろついているので選び方が難しくなっています。
そこで各方面から結構評判が良かったエフェクターを思い出してそのエフェクターをお勧めしました。それが今回のテーマのＺＯＯＭ　MS-50G MultiStompです。
ZOOMは「株式会社ズーム」という日本の音響機器メーカーでコロナ禍で有名になった通信アプリの「ＺＯＯＭ」とは別の会社です。多少エフェクターのことについて知っている方であれば大抵知っている有名メーカーです。

「multi」と名がついている通りこれはマルチエフェクター。見た目は単体のエフェクターに見えますが様々な音色のエフェクターを組み合わせて使用することが出来ます。

そのエフェクターをおすすめした一か月後、「先生、エフェクター買いましたよ」とエフェクターを持ってきてくれました。そこでエフェクターを使用してレッスンをすることに。

僕は当然一度も触ったことも見たこともないので初見で操作していきますが、この手のエフェクターはある程度は直感で触れるようになっているので操作しながら進めていきます。

中学生や高校生だと最初にエフェクターで戸惑うのは専門用語だらけの説明書です。
エレキギター中級者以降だと当たり前のように知っている「gain」やＥＱの操作、エフェクターの種類とその違い、空間系の音作り、コンプなどのように音の違いがわかりづらいエフェクトの理解など大変だと思います。しかもこの「MS-50G MultiStomp」は歪系でも１０種類以上のエフェクターが選択できるので最初はどれも同じように聞こえるかもしれません。そのためまずはディストーションとオーバードライブの違いを教えます。

使用した印象としては非常に優秀で何でもできるエフェクターですが使いこなすのには結構時間がかかりそうです。最初は歪系１種類ではじめ少しづつ他のエフェクターとの組み合わせを試していくといいと思います。