F#m→Bmの運指

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2020.10.01

F#m→Bmの運指

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「F#m→Bmの運指」です。

先日生徒さんのレッスンをしていたときの話。
F#mからBmへの移動が上手くいってなかったのでじっくり観察してみました。

上手くいかない部分があった時はまず手の動きを見ます。
そして講師の手の動きと何が違うのかを確認します。

コードチェンジが遅いケースではたいていの場合、指を動かしてしまっていることが多いです。そもそも上手いギタリストは指が速く動くと勘違いしている人がとても多いのも問題です。巷にあるギタリスト用の指を鍛える器具なども指の力を強化するように出来ていたり、何かと誤解を招くものが多いです。
本来、上手いギタリストは手首や肩から下の腕の使い方が上手い人が多いです。

YouTubeなどで上手いギタリストの動画を見ていると非常に滑らかに手が動いてほとんど指が動いてないように見えます。

かのエリッククラプトンも「スローハンド」の異名を持っていましたが、それも滑らかに手が動いてない様子を表しています。

F#m→Bmの動きですが

F#m
-2-
-2-
-2-
-4-
-4-
-2-

から
Bm

-2-
-3-
-4-
-4-
-2-
-×-

への移動ですので確かに見た目的には人差し指以外の中指、薬指、小指を動かすのですが

手全体で見ると薬指と小指は1つ下の弦に移動するだけです。

ちょこっと指を動かせば済みそうなのですが、この移動が結構このコードチェンジの肝です。
間違っても薬指と小指をあげて下の弦に移動して・・・なんて考えてはいけません。
そうやって考えてしまうとこのコードチェンジはスムーズにいかなくなってしまいます。

 

答えとしては「手の力を緩め手首ごと下に移動する」が正解です。

こうすれば指は動かさず「緩める」→「押さえる」だけの動きになるので慣れれば瞬時に移動できることになります。

この動きに気づかず指を速く動かそうとだけ考えるといつまでたってもコードチェンジが速くなりません。コードの動き一つとっても結構、奥が深いですね。

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