こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今回のテーマは「音楽理論の入門編~理論を学ぶ前に知っておいたほうがいい話③」です。
前回はそもそも理論を学ぶ必要があるかどうかの話を書いていきました。
ところで音楽理論ってなんでしょう?
音楽理論とは音楽の仕組みや構造、法則などを理論立てて説明したものです。
ここで大事なので音楽理論から音楽が出来たのではなく、あくまで音楽から音楽理論が生まれたということです。スポーツでも音楽でも美術でも、その多くの起点はそれほど理論的ではないところから生まれています。スポーツの起源は何気ない日々の鍛錬や遊びから生まれたものだと思いますし、美術も音楽も何気ないことが慣習かし、宗教や儀式で用いられるようになり、体系化していった結果、それを論じる人たちが現れ、体系化し、法則を見出し技法に名前をつけそれが理論という名のもとに人々に広がったに過ぎません。
世界各国にあるお祭りだって最初は他愛もないことから生まれたお祭りがとても多いのです。最近は観光的見地から人工的にお祭りが企画されることも多いですよね。
ここで言いたいのは「音楽<音楽理論」になることはありえないという事です。別の言い方をすれば音楽の体裁をなしているものは大抵何らかの理論に基づいているとも言えます。
またここでいう音楽理論というものはあくまで「西洋音楽の理論である」というところも頭に入れておかなければいけません。
ちなみに「西洋音楽でない音楽」ってなんでしょう?
西洋音楽とは乱暴に言ってしまえば「五線譜で書き表すことが出来る音楽」です。
そうやって話をすると「え?五線譜で書き表せない音楽ってあるの??」と言われそうですが皆さんの身近にもたくさんあります。でも聞いてもらうと「これって音楽なの??」という人も出てきます。それくらい皆さんの中では「音楽=西洋音楽」になってしまっているということです。
例えば
チベット仏教のお経
長唄
ガムラン
などがあります。
次回は「理論を学ぶ前に知っておいたほうがいい話④」を書いていきます。
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