こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今回のテーマは「音楽理論の入門編~理論を学ぶ前に知っておいたほうがいい話②」です。
前回は理論書の意味や読み方を書いていきました。今回はその続きを書いていきたいと思います。
さて問題ですがそもそも理論って音楽に必要なのでしょうか?
理論を学ぶ上で大事なのはその理論があなたにとって有用性のあるものなのか否かです。
正直言うと理論は音楽を学ぶ人にとって「あると便利」ではありますが「必要」や「必要不可欠」とまで言える存在ではありません。国語を勉強する上で辞書が必要かという問題に似ていますし、料理を学ぶ人にとっての栄養学の本にも近いかも知れません。料理を学ぶ人は料理本やレシピはほとんどの人が目にするかと思います。これは音楽で言うところの楽譜やバンドスコアにあたります。
でも栄養学の本はどうでしょう?
おそらくほとんどの人は読まないと思います。
でも料理人の人はどうでしょうか?
調理師免許を取るのに必要かどうかはわかりませんし、栄養士の方ほどでないとしても栄養学をある程度は知っておいたほうが良いに違いありません。
理論を学ぶ上で大事なのは「理論をどれくらい深く知る必要があるか」がわかっていると勉強に取り組みやすいということです。
例えば「作曲をするのに必要な理論」なのか「アレンジするのに必要な理論」なのかがある程度わかっているとレッスンをする際の難易度を調整できます。
こういった事は理論を学ぶ根本的な部分なのではっきりさせておいたほうが良いでしょう。
なぜかというと「理論を学びたい」という生徒さんの3分の1くらいの割合で「だって理論を学ぶと楽器が上手くなるんでしょ?」や「曲が作れるようになるんでしょ?」といった考え方の人がいるからです。
間接的に考えれば楽器が上手くなる方向には行くかも知れませんがそれだったらその時間を使って楽器の練習をしたほうが良いかも知れません。また理論は曲作りのサポートはしてくれますが曲作りが出来るようにはなりません。
「辞書があれば良い歌詞が書けるんでしょ?」
と言っているようなものです。
次回は「理論を学ぶ前に知っておいたほうがいい話③」を書いていきます。
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