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2018.07.05

音楽業界の闇③

昨日は高額な出費が必要なオーディションの話を書きました。

大抵怪しげな音楽系の勧誘はほとんどがボーカル目当てです。
ギターなどはほとんど見かけません。

個人的にはボーカルの方にその点を知っておいていただきたいと思っています。

昨日書いたのはオーディションです。他にも音楽教室がオーディションを行っているケースもあります。
プロ志望の方専門の教室でオーディションを受けないと入れないと言うものです。
オーディションということを書いて特別感を出して生徒さんをまるで選抜していて応募した方が選ばれた方のような印象を与えるやり方です。

なぜではボーカルがターゲットにされるのでしょうか?

これはボーカルの人だけの特殊な立ち位置にあります。

楽器の場合、誰でも弾けるわけではありませんし、上手い下手もわかりやすいです。
ボーカルの場合は上手い下手は置いておけば誰でも歌うことは出来ます。

上手い下手もありますが、ボーカルの場合、ビジュアル面で左右されることはみなさん周知の事実ですし、TVで歌っている人が全員上手いというわけでもありませんので「もしかしたら自分もなれるかも??」と思われがちなのも要因になっています。

また、ボーカルの人は楽器が弾けない人、作曲ができない人が多いため、人に依存しやすいパートとも言えます。1人だとライブが成立しにくいのです。

そのため人に頼ることがどうしても多くなり、結果的に利用されやすくなります。
また、例えばギターの場合などだと、ギター初心者が「来月ギターのオーディションを受けよう!!」とはなりませんが、ボーカルだと上手い下手を除けば可能です。
ギターでも上手い下手を除けば可能かもしれませんが成立しないでしょう。

なのでそのことから楽器ができるボーカリストはこの手のオーディションはあまり受けません。

一番魅力的に映るのは

・ボーカリスト
・20代後半以降のメジャーデビューが通常難しい年齢
・活動があまり出来ていない

この3つの要素がある人は気をつけたほうが良いと思います。

最終的には判断するのは本人です。僕も生徒さんに注意しても全然聞いてもらえなかったこともあります。ただ、夢を追うかどうかは本人次第ですし、もしかしたら怪しげなものでも受けずにやめたことを後悔する人もいるかも知れません。こういった情報を元に正しい判断をしてもらえればと思います。

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