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2018.10.07

音楽人口は減ったのか?

10年ほど前くらいからライブハウスやレコードショップ(CDショップ)、レコード会社などがどんどん潰れています。音楽業界が不況と言われることもあります。確かにCDの売上だけ見ればそのように感じます。20年前は1年にいくつものアルバムがミリオンを達成していましたが、現在はアイドルか最近の安室奈美恵さんのように特別な事情でもない限りミリオンに届くことはありません。ジャスラックが音楽教室等から著作権料を徴収し始めたのもCDの売上が落ち込んできてそれを補おうとした部分もあるかと思います。

ただし、これだけを見て音楽業界が不況かどうかは難しい所です。バブルの時代と比べてしまうと当然そのように感じるかも知れませんが、好景気でなくなったから不景気かというとそうでもないように音楽業界も好況でないのは明らかですが、不況かどうかは判断が分かれるところかと思います。

音楽教室にしても大手にとっては不況かも知れませんが中規模の音楽教室はそれほど不況を感じてないのではないでしょうか。

僕の感じている感覚では音楽人口が減ったわけでもなく、音楽業界が不況なのでもなく、時代が変化してきて今までのビジネスモデルでは生きていけなくなってきているといった印象が強いです。
CDが売れなくなった原因がYOUTUBEやスポティファイ等に代表される「聴き放題」の音楽にあるのは間違いありません。でもそれは音楽を聞く人がそっちに移動したのであって音楽を聞く人が減ったわけではありません。CDと違ってどれくらい聞かれたかどうかが曖昧になっているので数字としてはあらわしにくいのも一因です。

ライブハウスも潰れていく反面、新しいライブハウスも出来ています。ただ今までと違い料金システムや営業の仕方が多様化しているのを感じます。ライブハウスのライブスケジュールをみればそこのライブハウスがどういう営業状態にあるかは一目瞭然です。20年前は空いている日がほとんどなかったのに今や営業している日のほうが少なくなっているライブハウスもあります。

音楽業界もどんどん多様化していっているのがわかります。僕も音楽教室をやっている以上多様化の波に乗り遅れないようにしないといけないなぁ・・・と考える日々です。

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