音楽が聞けない国

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2021.10.07

音楽が聞けない国

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「音楽が聞けない国」です。

最近アフガニスタン情勢が目を離せなくなっています。
タリバンが新政権を樹立したからです。日本にとってはアフガニスタンは名前こそ知ってはいるものの地理的にも宗教的にも文化的にも遠い国なので知らないことが多い国とも言えます。

新政権が樹立すること自体は珍しいことではないのですが、今回新政権を樹立したタリバンは音楽を禁止しています。音楽を演奏することや音楽を聞くことなど音楽に関わることすべてを禁じています。なの当然楽器を持つことも禁止です。実際にタリバンの兵が歌手やミュージシャンの家に押しかけて楽器を壊していくといった事件も多く起こっているようです。

宗教では娯楽や贅沢を禁じることが多いのですが、タリバンは音楽を娯楽として捉えているようです。

タバコや酒、ギャンブルなどは娯楽と言えると思いますが音楽を禁じている宗教はほとんどありません。逆にキリスト教のように宗教と音楽が密接に関わっている宗教の方が圧倒的に多いです。昔、九九を覚えるのに歌をつかったりした人もいるかと思いますが歌を使うと記憶の結びつきが強くなるのです。また高揚感も高まりますのでより宗教に対する信仰も強く感じるかと思います。

この「高揚感」は「興奮作用」とも捉えることが出来ます。

イスラム教でも原理主義派になってくると音楽が「興奮」をもたらすという理由で娯楽とみなされ禁止になります。

他に

タリバンで禁止されているものは

・鳥の飼育
・凧あげ
・ギャンブル
・麻薬
・欧米のような髪型

などです。

他にも結婚式で踊ったりすることも禁止です。

この「鳥の飼育」と「凧あげ」がわざわざ大きく禁止されているのはよくわかりませんが、文化的に流行っていたのかもしれません。

こうみると現在世界中で流行っている音楽の99%以上がキリスト教の影響を受けた音楽から派生しているのも頷けます。

音楽の事をもっとよく知りたい方は「宗教と音楽」の関係性を調べてみるとより勉強になるかと思います。

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