講師から見たTAB譜

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2020.11.12

講師から見たTAB譜

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「講師から見たTAB譜」です。

レッスンで多くの生徒さんはTAB譜を使います。他にもコードダイアグラムや五線譜がありますが、コードダイアグラムは弾き語りが基本ですのでTAB譜ほど出番が多いわけではありません。(教室や講師によって差はあるかと思いますが・・・)
五線譜はそもそもクラシック系かジャズ系、もしくはプロ志望のプレイヤーしか読む機会がありません。

TAB譜を読んでいると当然ですが講師と生徒だと読むスピードが違います。これは慣れとかだけではなくTAB譜を見てコードや指板がイメージ出来るからです。
弾く前にじーっとTAB譜を見て指のイメージをします。

僕は生徒さんが弾いている音を聞いてTAB譜を読むと運指などがかなりイメージ出来るのではじめて弾く曲でも一度生徒さんが弾いているのを聞くと2回目からはある程度は合わせられます。講師を含めプロは生徒さんとは譜面の読み方が違います。
僕の場合ははじめて譜面を見る場合に確認するのは構成、記号、調号、コードなどです。
演奏仕事で譜面を読む時に一番気を付けることは「譜面を見失わない」ことです。
ある程度演奏が上手くなるとミスの大半は「譜面の読み間違い」になってきます。
その中でも一番致命傷になるのは譜面を見失うこと。DSやリピーあの行き先を見失うのは致命傷になりかねません。あとは初見で読むうえで間違えそうな部分を先に見つけつぶしておきます。具体的には手書きの場合読み間違い表記になっていることがありますのでそういった箇所がないか、読んでいて「??」と思う箇所がないかといった具合です。

プロの現場では譜面は手書きのものが多いので癖がある書き方をする人も多くいます。
コードも「Fm」でも「F-」とか「Fmai」とか書く人もいます。以前ある現場で「E」と書いてあったのでEを弾いたら本当は「Fー」だったことがあります。殴り書きのような書き方のせいで読み間違いをした経験です。

譜面はTAB譜でも五線譜でも経験値が多ければ多いほど読むスピードや正確さはあがります。レッスンだと覚えてしまって見なくなりがちですがある程度は自分で読めるようにしておくといいですね。

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