誰でもミスします。
よく生徒さんに「先生はミスとかしないんですか?」と聞かれます。
そうですよね。僕も昔は先生に習っていましたが確かに先生とかプロのミュージシャンってミスしないイメージがありますよね?
今は逆に聞かれる立場になっているのですが、聞かれる立場になると分かるんですけど・・・
講師もミスはするんですよね・・・プロの人でもミスはするんです。
ただ、じゃあ先生がライブなどでミスしたのを確認したことがある人を探すとほとんどいないかと思います。
ではプロのミュージシャンや講師はどこでミスをするんでしょう?
答えは「講師やプロのミュージシャンのミスは一般の生徒さんでは気づかない」です。
一般の生徒さんの言うミスと上級者以上の人のミスの定義がすでに違うんです。
またミスしても一流の人はミスをカバーするのも一流です。
間違った音を弾いたとしても次の音でそれをカバーする技術も持ってます。
例えば生徒さんだと「ド」を弾くところで「ド#」を弾いてしまったりします。
プロのミュージシャンだと、まずそういった事がほとんどないのです。
これを見ている人に分かるように説明するならば、たとえば「いまなんじ?」って友達に聞く時に「いみなんじ?」
とは間違えないですよね?「いまなんじ?」が「いまってなんじだっけ?」ということはあっても一文字だけ間違えるということはないはずです。
それと同じだと考えると理解しやすいと思います。
でも英語だったらどうでしょう?
「what time is it」を「what time it is」と言ってしまうことはないとは言い切れません。
・・・僕は・・・英語が得意な方は「え~それもないよ~」と言われるかも知れませんが・・・
プロのミュージシャンや講師はそれくらいの技術を持っているということなんです。
でも意外に譜面を見失ったりすることはあるのでそうすると適当にごまかしながら正しい位置を探したりします(笑)
ただ、プロのミュージシャンがプロのミュージシャンの演奏を見るとちょっと違います。わかってしまうのです(笑)
「あー今上手いことごまかしたなぁ・・・」とか「今展開見失ってちょっと戻るの挙動不審だったなぁ」とか「今コードわかんなくなったから予想されている2つのコードの共通する音を弾いたんだろーなぁ」とか結構自分でも怖いくらいわかってしまします。
ある意味ギター講師の職業病なのかもしれませんね・・・・・
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